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2016年5月30日
今日は、モスクワの事務所でミーティングがありました。
参加者は、「きぼう」リードフライトディレクターの中野さん(第48次)と市村さん(第49次)、油井さん、他に私の専任フライトサージャン(医師)やミッション支援要員の方々です。
長期滞在ミッション中の大まかなタイムラインと、重要なタスクについての詳細な解説、最新の状況などについてブリーフィングを受け、またミッション中の情報交換・意思疎通のやり方などについて意識のすり合わせを行うことが出来ました。
気付いたら3時間以上経っているような、充実したミーティングでした。
中野さん、市村さんからはミッションコントロールの現場の声や過去の経験からのレッスンズラーンド(教訓・注意点など)を聞くことが出来ましたし、油井さんからはそれぞれのタスクを実施する上でのコツや注意しなければならない点を聞くことが出来ました。
油井さんが長期滞在開始時にスムーズに仕事に入ることが出来たコツの1つとして挙げられていたのは、バイコヌールでの打ち上げ前の空き時間を利用して、自分が最初の1週間に行うタスクに一通り目を通しておくというものでした。
私もそのアドバイスを参考にして、バイコヌールでの時間を有効に活用したいと思います。
ミーティングが終わった後、中野さんと市村さんから、飛行安全祈願のお守りを頂きました。
つくばの管制チームの有志の方々、それに若田さんや油井さんらが休日を利用して、飛行安全とミッション成功祈願に行って下さっていたようです。
お守りだけでなく、その時の写真も頂きました。
本当にありがとうございます。
とても勇気づけられますし、自分が本当に素晴らしい仲間に恵まれていると感じます。
チーム全員で力を合わせて、ミッションを確実に遂行したいですね。
中野さんと市村さんは、明日以降、モスクワのミッションコントロールセンター(通称ツープ)と、ドイツのミュンヘンにある「コロンバス」のミッションコントロールセンターを訪問し、第48/49次の各センターのリードフライトディレクターとの打ち合わせを行うそうです。
この先もどうぞお気をつけて。
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