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2015年6月13日
昨日、無事にESAでの訓練が終了しました。
オペレーターレベルの資格を取得したのと、それぞれの実験用ラックの基礎訓練が終わりました。
今度9月に戻ってくる時は、スペシャリストレベルの訓練に加えて、私たちの長期滞在(エクスペディションと呼びます)固有の実験について訓練を受けることになります。
実験用ラックは目的が特化されているものもありますが、最近は汎用化されているものも増えてきました。
むしろ、そちらの方が主流になってきているかもしれません。
ラックは、中に搭載される実験装置に電源や通信、冷却機能、排気吸気の機能などを提供するのが役割で、研究者がそれらのうちどの機能を利用するかを選択して、実験装置を開発します。
ラックの使い方(起動の仕方、実験装置の取り付け取り外しなど)を今回学んだので、次回は実験装置特有の操作について訓練を受けるということですね。
訓練が終わった後は、そのまま車でフランクフルトまで移動して昨日は空港近くで一泊しました。
もうすぐ、ヒューストンに向けて出発します。
空港に来ると、ついワクワクしてしまいますね。
パイロットだった頃は、それこそ毎日のように訪れていた場所ですが、今では訓練で移動する時くらいしか来ることがありません。
それだけに、色とりどり、大小様々な飛行機を見ているのが楽しいです ←マニア
ちなみに、添付の写真はいわゆる「やらせ」です(笑)
訓練風景撮影ということでカメラマンの方がモックアップに入ったのですが、訓練中は私たちの気が散らないようにと気を遣われたのかあまり良い写真が取れなかったらしく、終わった後に、「いかにも楽しく訓練してる風な写真」を取り直したものです。
どうです?
言われないとわからないくらい、3人とも演技が上手くないですか?
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