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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

2015年2月 2日

(出典:JAXA)

今日からいよいよ冬期サバイバル訓練です。

午前中にメディカルチェックとブリーフィング、そのあと昼食を済ませて13時半から野外での訓練開始予定です。
訓練が終わるまで、食料は非常用食糧しかありませんので、お昼はせいぜい沢山食べておきたいと思います。

ソユーズカプセルが雪山・雪原に不時着した場合を想定したこの訓練。
第一日目となる今日は、宇宙服から防寒着への着替え、簡易シェルターの設置、救難信号用の焚き火の設置がメインになります。
明日二日目はより豪華な(?)シェルターの設置と、夜間には救援チームへの救難信号送信の実習。
最終日に救援チームとのランデブーポイントへの移動が予定されています。

過去にはマイナス30度近い気温で実施されたこともあるこの訓練。
最大のポイントはいかに暖をとって睡眠時間を確保して救援が来るまで体力を温存できるか。
そのためにはチームワークが欠かせませんし、体調の自己管理や適切なペース配分も重要になってきます。

幸い、予報はマイナス10度からマイナス5度と、気温に関しては私たちはラッキーかもしれません。
ただ1つ心配なのは、日曜日はプラス2度まで暖かくなってしまったため、雪が少し解けはじめていないかということです。
土曜日にはパラパラと小雨も降りました。
そうなると木々も湿りがちになって、火を焚くのが大変になりそうです。

寒すぎても暖かすぎても大変だといわれています。
さてさて、どうなることやら。。。

2泊とも野宿ですので、こちらで逐一ご報告はできません。
また戻りましたら、訓練の模様をお伝えしたいと思います。

それでは、行ってきます(・_・)ゞ



 
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