このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

2015年4月12日

おはようございます。
今日のつくばは快晴です(^^)

最近、更新が滞っていてすみません。
久しぶりの日本滞在で、夜も人と会うことが多く、なかなか時間をとるのがむずかしくて。

昨日は中学・高校時代の友人たちと会いました。
もう25年以上の付き合いになりますから、楽しい時間を過ごせました。
「お互いおっさんになったなあ」
と、健康に関する話題も多くなり、時の流れを感じさせます(笑)

金曜日の訓練最終日は、午前中にきぼうで使用されているビデオカメラについての訓練を受け、午後は実験用のラックについての訓練を受けました。

きぼうには、ハイビジョンカメラや4Kカメラなどが搭載されていますので、宇宙から色々な動画をお届けできればいいなと思います。

実験用のラックでは、生命科学実験用のラックについて時間をかけて学びました。
細胞を培養するための機器や、サンプルを顕微鏡で観察する機器などです。
このラックの特徴としては、遠心器で地上と同じ1Gの環境を作りだすことができます。
つまり、サンプルをくるくると回転させることによって、遠心力で宇宙でも地上の重力に相当する力を作り出すのです。
無重力下で普通に培養した細胞と、この遠心器の中で培養した細胞とを比較することによって、重力が生命活動に及ぼす影響について調べることができます。

宇宙飛行士の主なタスクは、サンプルの取り付け・取り外しや、交換などです。
実験によって得られたサンプルは、特殊な装置によって固定化されます。
固定化というのは、その時の状態を地上に持ち帰るまで保てるように行う化学処理のことです。
そのあとはISSの冷蔵庫で保管され、ソユーズやドラゴン補給船に搭載されて地上に還ってくることになります。

訓練では実際にサンプルを取り付けたり固定化する操作を練習できたので、とても有意義でした。
来週は打合せや広報活動がメインになります。
18日の宇宙センター特別公開の準備もしなければいけませんね。
どんなお話をしようか、まだ少し迷っています。

訓練では実際にサンプルを取り付けたり固定化する操作を練習できたので、とても有意義でした。
来週は打合せや広報活動がメインになります。
18日の宇宙センター特別公開の準備もしなければいけませんね。
どんなお話をしようか、まだ少し迷っています。

それでは、皆さんどうぞ良い日曜日を♪



 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約