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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

2016年4月20日

(出展:JAXA)

昨日の午後、ISSのトイレに関するリフレッシャー訓練がありました。
多くの先輩方からのおススメに従い、自分でリクエストしたものです。

トイレ、大事ですよね。
インストラクターと付きっきりで、みっちりと復習しておきました。

まずはトイレ関係のハードウエアの復習、見た目は地上の便器と似ていますが、違うところは「小」用のカップとホースが付属しているところや、後ろのパネルを開けるとそこには、排泄物を吸い込む用のポンプや、匂いのフィルター、水分を除去するタンク、処理液のタンクなどなどが小さいスペースに詰め込まれています。

ハードウエア以外にも、トイレットペーパーの代わりに使うティッシュやウエットワイプなど、トイレ内には多くの備品が備わっています。

次に、通常の使用手順の確認。
それぞれ、「小」のときと「大」のときについて。
ポンプを作動させるタイミングや、尿用カップのカバーや便器カバーを開けるタイミングなど、重要です。
カップを外さずにポンプを作動させると故障する恐れがありますし、ポンプを作動させずに便器のカバーを開けると、匂いやら最悪の場合、便器内の「浮遊物」が逆流してくる恐れがあります。

インストラクターが、これまでのクルーの経験談やコツを紹介してくれましたが、どれもとても参考になりましたし、聞けば聞くほど、慣れるまでは細心の注意が必要だなと思いました。

まずは便器に自分の身体を固定するのにもコツがいりますし、その姿勢からしっかりと便器内に排出するのにもコツがいります(冗談ぬきで!)。
しっかりとした初速を与えてやるのが大切で、これが上手くいかないと便器の入り口のところにモノが付着して、そこにどんどん積み重なっていったり、そもそも「的」を外すと大惨事になります。
最初の数回はとにかく、いかなる不測の事態に備え、使用前に全ての衣服を脱いだ方が良いと言われました。
横着して、地上のようにシャツをまくり上げて脇で挟んで、などとやっているといざという時に手が使えなくなるからです。

こういうリアルなISSで生活していく上でのコツは、重要ですよね。

他にもこのインストラクターからは身体の拭き方のコツも教わりました。
ISSでは、同じタオルを定められた使用サイクルに従って何日か使いまわすのですが、

インストラクター「基本的には、上から下、これだけを頭に入れておけば大丈夫だ」

私「はあ(´・ω・`)」

インストラクター「脇の下を拭いたタオルや足の裏を拭いたタオルで次の日、顔を拭きたくはないだろう?」

私「なるほど‼ Σ(゚д゚lll)」


とってもためになるリフレッシャーでした。



 
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