2015年11月 1日
出来上がり!(出展:JAXA)
NASAのカメラマンが撮影してくれた写真でご紹介していないものを、この週末を利用して解説付きで貼りたいと思います。
まずは、先日の真空チャンバーでの船外活動関連の訓練からです。
詳細は各写真のコメントを参照してくださいね。
訓練の模様は、こちらの投稿をどうぞ。
大西宇宙飛行士Google+日記(2015年10月15日)
大西宇宙飛行士Google+日記(2015年10月16日)
ヘルメットを一度かぶるともう位置を直せないので、ヘッドセットの位置はしっかりと事前に確認しておきます。イヤーカップの中にちゃんと耳が全部入っているか、どこかに干渉してないかを確かめます。よほどのことがない限り、6時間以上ヘルメットは脱げないので。(出展:JAXA)
ケイトが絆創膏のようなものを貼ってくれていますが、これは長時間活動しているとグローブの中で手が当たってだんだん痛くなってくるので、それを和らげるためのものです。(出展:JAXA)
グローブも一度取り付けるとしばらく外せないので、しっかりと中のグローブの着心地をチェック。(出展:JAXA)
グローブを装着したところ。装着口がしっかりと止まっていないと、そこから空気が漏れてしまうので、ここもちゃんとロックがされているか、シールがされているかを確認します。(出展:JAXA)
働けど働けどなおわが暮らし楽にならざりじっと手を見る・・・ではなく(笑)、これは手のひらの近くに装着された鏡を見ています。そこに映し出されたのを見ながら、左手で温度調節用のセレクターを回しているところです。直接は見えないので、鏡を使って、所望の値にセットされているかを見ながら操作しています。
よーく見ると、全ての文字が鏡像になっているのは、この鏡越しに見た時にちゃんと読めるようにするためです(豆)(出展:JAXA)
ヘルメットライトの作動点検。ライトの下に大きなスイッチがあって、それを押すだけでOn/Off出来るのですが、分厚いグローブ越しにはそれでも一苦労です。(出展:JAXA)
同じく鏡を見ながらスイッチ操作をしているところですが、このスイッチが本当に操作しづらい!腕の可動範囲のぎりぎりのところにあるので、これを左右に動かすのもコツがいります。(出展:JAXA)
スーツを着せてくれたケイトとツーショット。(出展:JAXA)