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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

2015年4月29日

今日は私が将来ISSで被験者となって実施する可能性のある医学実験の、インフォームドコンセントブリーフィングがありました。

これは実験の研究者の方々が、私たち宇宙飛行士に対して、自分たちの実験の概要・目的・実験内容・被験者にかかる負担やリスクなどを説明するものです。
その説明を受けて、私たち宇宙飛行士はそれらの実験に参加するかどうかを自分たちで判断し、意思表明します。

リスクといっても、採血の際の注射器の使用といった一般的なリスクがほとんどで、何か私たちの身に重大な危険が及ぶようなリスクをはらんだ実験などはもちろんありません。

また、ある実験に参加する意思表示をしたとしても、必ずしもそれが実現するとは限りません。
私たちクルーの時間は限られているので、スケジュール的にそもそも全部の実験に参加する余裕はないからです。
そのあたりを調整して下さるプランナーがいて、その方々が各個人の希望に基づいて、参加する実験の候補リストを作成してくれます。

私の場合は、ほとんどの実験に対して参加の意思表示をしておいて、結局最終的にリストに挙がってきたのは20数個の実験でした。割合としては、全体の3分の2くらいの数でしょうか。

少しずつ、自分のミッションへの準備が進みだしているのを感じます。
少し前には第48次ISS長期滞在のミッションパッチデザインが決まりました。
近いうちに公式にNASAから発表されると思うので、どうぞお楽しみに
(^^)
と言っても、私はデザインのセンスや絵心が欠落しているので、デザインの選定に当たっては完全にコマンダーのジェフ・ウィリアムズ飛行士に一任してしまいましたが(まる投げとも言う)。。。



 
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