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ISS・きぼうウィークリーニュース

ISS・きぼうウィークリーニュース第517号

2013年1月29日

今週のきぼう

「きぼう」船内実験室運用開始から1699日経過しました

マランゴニ対流実験やHicari実験の準備作業、船外実験装置の運用を継続

軌道上の「きぼう」船内実験室(勾配炉実験ラックで作業中のクリス・ハドフィールド宇宙飛行士)(出典:JAXA/NASA)

軌道上の「きぼう」船内実験室(勾配炉実験ラックで作業中のクリス・ハドフィールド宇宙飛行士)(出典:JAXA/NASA)

「きぼう」日本実験棟船内実験室では、流体実験ラックの流体物理実験装置(Fluid Physics Experiment Facility: FPEF)を使用して、「マランゴニ対流におけるカオス・乱流とその遷移過程」(Marangoni Exp/MEIS)実験の第5シリーズを引き続き行っています。

本テーマは計5つの実験シリーズで構成され、第1シリーズから第4シリーズの実験では、マランゴニ対流のパターンの変化や液柱表面の流速の定量的な調査、液柱サイズや粘性が対流に与える影響の観測、対流を強くすることにより発生する様々な流動パターンの対流および温度分布の観察などを行いました。各シリーズで得られたデータについては、地上で詳細な解析作業を行っています。

第5シリーズとなる今回は、直径5cmの液柱で臨界点から数倍大きい高マランゴニ数条件までの対流遷移過程の観察や、様々な条件下での粒子集合構造(Particle Accumulation Structure: PAS)の発生の確認などを行っています。本実験は2月中旬頃まで実施する計画です。

勾配炉実験ラックの温度勾配炉(Gradient Heating Furnace: GHF)では、「微小重力下におけるTLZ法による均一組成SiGe結晶育成の研究」(Hicari)実験の準備作業を継続しています。

「きぼう」船外実験プラットフォームでは、ポート共有実験装置(Multi-mission Consolidated Equipment: MCE)に搭載した5種類のミッション機器による実験運用を継続しています。また、宇宙環境計測ミッション装置(Space Environment Data Acquisition equipment-Attached Payload: SEDA-AP)全天X線監視装置(Monitor of All-sky X-ray Image: MAXI)の観測運用、超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(Superconducting Submillimeter-Wave Limb-Emission Sounder: SMILES)の後期運用が続けられています。

インフォメーション

2月5日(火)から筑波宇宙センターにて企画展『The Earth Museum』開催

本企画では、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士、そして陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)のふたつの視点がとらえた膨大な地球の画像の中から、選りすぐりの画像をご紹介します。また、ISSから撮影された地球の静止画を連続させて動画のように編集したタイムラプス映像や、ISSと「だいち」の模型も併せて展示します。

展示施設「プラネットキューブ」への入場は無料です。ぜひ、ご家族やお友達と一緒にお越しください。

今週の国際宇宙ステーション(ISS)

最初のISS構成要素打上げから5184日経過しました

第34次長期滞在クルー
ケビン・フォード(コマンダー、NASA)、オレッグ・ノヴィツキー(ロシア)、エヴゲニー・タレルキン(ロシア)宇宙飛行士のISS滞在は96日、クリス・ハドフィールド(CSA)、トーマス・マーシュバーン(NASA)、ロマン・ロマネンコ(ロシア)宇宙飛行士のISS滞在は38日経過しました。

クルーはISSの運用を継続、RRM運用では模擬液体燃料の移送に成功

RRM実験装置の運用の様子(出典:JAXA/NASA)

RRM実験装置の運用の様子(出典:JAXA/NASA)

第34次長期滞在クルーのフォード宇宙飛行士らは、科学実験やメンテナンス作業など、6名体制での国際宇宙ステーション(ISS)運用を引き続き行ったほか、軌道上と地上を通信回線で結んで実施される教育イベントや広報イベントなどに参加しました。

そのほか、軌道上では、地上からの遠隔操作により、「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)を使用して、ロボットによる燃料補給ミッション(Robotic Refueling Mission: RRM)実験装置の運用が行われました。

RRM実験装置は、燃料が尽きた人工衛星に軌道上で燃料を補給することで人工衛星の寿命を延長するための技術実証を目的とした実験装置です。

1月25日、今回の運用の最大の目的である、デクスターによりRRM実験装置内のふたつのキャップにアクセスして外し、模擬液体燃料(液体エタノール)をタンク間で移送する運用が行われ、燃料補給の技術実証に成功しました。今後、人工衛星への燃料補給の実現に向けた前進が期待されます。


【Pick Up】
JAXA宇宙飛行士活動レポート最新号(2012年12月号)公開のご案内
訓練中の若田宇宙飛行士(出典:JAXA/GCTC)

訓練中の若田宇宙飛行士(出典:JAXA/GCTC)

訓練中の油井宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)

訓練中の油井宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)

JAXA宇宙飛行士活動レポート2012年12月号を公開しました。本号では、2013年末頃から国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在を開始する予定の若田宇宙飛行士によるロシアでの訓練の模様や、星出宇宙飛行士によるISS長期滞在終了後の技術報告会参加などの活動、古川宇宙飛行士のCAPCOM支援業務についてレポートしています。

連載企画「新米宇宙飛行士最前線!」では、油井宇宙飛行士がISS長期滞在訓練の開始についてレポートするとともに、自身の経験に基づく教育・訓練の重要性などを語っています。油井宇宙飛行士は自身のTwitterでも訓練などの近況を伝えています。

大西宇宙飛行士は宇宙飛行士の地上業務のジョブアサインについて、自身が従事するISSに輸送される物資リストの確認業務を例にレポートしています。また、金井宇宙飛行士は微小重力環境での救急救命処置について、前職の医官としての視点からレポートしています。

いずれも大変興味深い話題ばかりですので、ぜひご覧ください。皆様からのご意見・ご感想もお待ちしています。

※特に断りの無い限り日付は日本時間です。

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