きぼうトピックス
「きぼう」運用開始から54日経過しました
「きぼう」日本実験棟船内実験室では、実験開始に向けた準備が進められています。7月21日から22日にかけて、細胞培養装置(Cell Biology Experiment Facility: CBEF)を、打上げ時の構成から運用に向けた構成に変更する作業が行われました。7月23日には、溶液結晶化観察装置(Solution Crystallization Observation Facility: SCOF)についても、同様の作業が行われました。
7月28日から流体実験ラックの初期起動作業が開始されました。今後、実験装置の初期起動作業や初期検証などが行われた後、いよいよ8月下旬から実験が開始されます。最初に行われるのはマランゴニ対流実験です。実験内容の紹介などの詳細は、以下のページをご覧ください。
「きぼう」運用管制チームがNASAから表彰されました
STS-123(1J/A)ミッションに続き、「きぼう」日本実験棟の運用管制チーム(JAXA Flight Control Team: JFCT)と、STS-124(1J)ミッションで主担当J-Flightを務めた東覚芳夫フライトディレクタが、ミッションへの貢献を称えられ、NASAから表彰されました。JFCTは、STS-124(1J)ミッションで「きぼう」船内実験室の起動と整備を確実にやり遂げたこと、東覚フライトディレクタは、そのJFCTを指揮してミッションを成功させたことが評価されました。
星出彰彦宇宙飛行士帰国報告会を開催しました
7月26日、日比谷公会堂(東京都千代田区)にて、星出宇宙飛行士帰国報告会を開催し、約450名の皆様にご来場いただきました。
報告会では、写真や映像を交えながら、星出宇宙飛行士による1Jミッションの報告が行われました。星出宇宙飛行士は、初めて行った宇宙について、「予想をはるかに超える場所」と語り、子供たちに「どんどん行ってほしい」とエールを送りました。