「きぼう」日本実験棟の打上げに向けた準備状況
「きぼう」船内実験室打上げ予定日まであと25日!
ペイロードベイ(貨物室)へ搭載される「きぼう」船内実験室とロボットアーム(提供:NASA)
NASAケネディ宇宙センター(KSC)では、「きぼう」日本実験棟船内実験室とロボットアームを国際宇宙ステーション(ISS)へと運ぶスペースシャトル・ディスカバリー号(STS-124ミッション)の打上げに向けた準備が進められています。
ディスカバリー号は米国時間4月26日に外部燃料タンク(External Tank: ET)と結合され、米国時間5月2日から3日にかけて射点へと移動しました。
「きぼう」船内実験室とロボットアームは、米国時間4月29日に射点へと移動し、米国時間5月5日にディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)へと搭載されました。
また、米国時間5月6日、星出宇宙飛行士を含むSTS-124クルーは、ターミナル・カウントダウン・デモンストレーション・テスト(Terminal Countdown Demonstration Test: TCDT)に参加するため、KSCに到着しました。
TCDTに参加するためKSCに到着した星出宇宙飛行士(最右)を含むSTS-124クルー(提供:NASA)
STS-124ミッションの最新情報や詳細は以下のホームページをご覧ください。
きぼうトピックス
土井隆雄宇宙飛行士帰国報告会&ミッション報告会開催のお知らせ
エンデバー号のフライトデッキにて
土井宇宙飛行士(提供:NASA)
3月にスペースシャトル・エンデバー号に搭乗し、「きぼう」日本実験棟の最初の組立て作業を行った土井隆雄宇宙飛行士が、この度、帰国することになりました。
JAXAは、5月10日に東京にて帰国報告会を、5月14日に筑波宇宙センターにてミッション報告会を開催いたします。多数の皆様の参加をお待ちしております。
今週の国際宇宙ステーション(ISS)
最初のISS構成要素打上げから3456日経過しました
第17次長期滞在クルーのISS滞在は27日(ギャレット・リーズマン宇宙飛行士は55日)経過しました
ISS動向
STS-124で使用する宇宙服の整備を行うリーズマン宇宙飛行士(提供:NASA)
第17次長期滞在クルーのセルゲイ・ヴォルコフ、オレッグ・コノネンコ、ギャレット・リーズマン宇宙飛行士は、プログレス補給船(29P)の到着や、次のSTS-124(1J)ミッションに備えた準備などに忙しい日々を過ごしました。
プログレス補給船(29P)は、米国時間5月14日にロシアのソユーズロケットによりカザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、米国時間5月16日にISSへドッキングする予定です。
インフォメーション
「きぼう」打上げミッションへの応援メッセージを募集中!
STS-124(1J)ミッションに搭乗する星出彰彦宇宙飛行士や、地上で支える運用管制チームなど、「きぼう」打上げミッションへの応援メッセージを募集しています。皆様からの応援メッセージをお待ちしております。