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ISS・きぼうウィークリーニュース

ISS・きぼうウィークリーニュース第459号

2011年11月29日

トピックス

古川宇宙飛行士は米国ヒューストンに無事到着、今後はリハビリなどを予定


帰還直後の古川宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA/Bill Ingalls)

帰還直後の古川宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA/Bill Ingalls)


クスタナイ空港で帰還を祝うセレモニーに参加する第28次/第29次長期滞在クルー(前列右が古川宇宙飛行士、後列右から5人目が野口宇宙飛行士)(出典:JAXA/NASA/Bill Ingalls)

クスタナイ空港で帰還を祝うセレモニーに参加する第28次/第29次長期滞在クルー(前列右が古川宇宙飛行士、後列右から5人目が野口宇宙飛行士)(出典:JAXA/NASA/Bill Ingalls)

11月22日、ソユーズ宇宙船(27S)に搭乗して地上へ帰還した古川宇宙飛行士は、カザフスタン共和国のクスタナイ空港で帰還を祝うセレモニーに参加した後、モスクワへ向かうセルゲイ・ヴォルコフ宇宙飛行士に別れを告げ、マイケル・フォッサム宇宙飛行士と共に米国ヒューストンに向けて出発しました。

なお、セレモニーには現地で27S帰還カプセルの探索隊に加わり、古川宇宙飛行士の帰還をサポートした野口宇宙飛行士も参加しました。

11月23日午前11時34分頃、古川宇宙飛行士らはNASAジョンソン宇宙センター(JSC)近隣にあるエリントン空港に到着しました。今後、古川宇宙飛行士はJSCにて帰還後の医学検査やリハビリを受ける予定です。

古川宇宙飛行士は引き続きTwitterにて「地球帰還当日、気分は最高だが身体はまるで軟体動物のよう」「物の重さが、宇宙へ行く前の感覚の2倍くらいに感じる」など、体が約5ヶ月半を過ごした微小重力環境から再び地上の重力環境へ適応していく過程について、自身の感想と医師の視点からの分析をリポートしていますので、ぜひご覧ください。


【Pick Up】筑波宇宙センターにて「お帰りなさい! 古川宇宙飛行士展」開催中
ISSで撮影された3D映像体験コーナー(出典:JAXA)

ISSで撮影された3D映像体験コーナー(出典:JAXA)

筑波宇宙センターの展示施設「プラネットキューブ」では「お帰りなさい! 古川宇宙飛行士展」を開催しています。

約5ヵ月半にわたり、古川宇宙飛行士が宇宙でどのような仕事をしてきたのか、ISSでの生活の様子などを、宇宙食や実験機器などの一部展示をまじえながら、パネルや3D映像でご紹介します。入場は無料です。

なお、プラネットキューブでは陸域観測技術衛星「だいち」の展示を同時開催しているほか、ミュージアムショップも併設されていますので、ぜひお越しください。多くの皆様のご来場をお待ちしています。

今週のきぼう

「きぼう」船内実験室運用開始から1272日経過しました

GHFの初期動作確認を継続、MAXIサイエンスニュース38号掲載

「きぼう」日本実験棟船内実験室では、勾配炉実験ラックの温度勾配炉(Gradient Heating Furnace: GHF)の初期動作確認を引き続き行っています。

「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームでは、宇宙環境計測ミッション装置(Space Environment Data Acquisition equipment-Attached Payload: SEDA-AP)全天X線監視装置(Monitor of All-sky X-ray Image: MAXI)の観測運用が続けられています。

ホームページでは、MAXIサイエンスニュースを随時掲載しています。最新号の38号では、小マゼラン星雲に出現した超軟X線新星の発見についてお伝えしています。そのほか、全天X線源カタログの更新など毎号大変興味深い話題を掲載していますので、ぜひご覧下さい。


今週の国際宇宙ステーション(ISS)

最初のISS構成要素打上げから4757日経過しました

第30次長期滞在クルー

ダニエル・バーバンク(コマンダー、NASA)、アントン・シュカプレロフ(ロシア)、アナトーリ・イヴァニシン(ロシア)宇宙飛行士のISS滞在は13日経過しました。

第30次長期滞在クルーは3名体制でのISS運用に忙しい日々を過ごす

国際宇宙ステーション(ISS)の第30次長期滞在クルーとなったバーバンク宇宙飛行士らは、科学実験やメンテナンス作業など、3名体制でのISS運用に忙しい日々を過ごしました。

新たにISS長期滞在クルーに加わるオレッグ・コノネンコ、アンドレ・カイパース、ドナルド・ペティット宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船(29S)は、12月21日にロシアのソユーズロケットにより、カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、12月24日にISSへドッキングする予定です。29Sの到着後から、第30次長期滞在クルー6名体制が開始されます。

なお、29Sミッションでは、星出宇宙飛行士が搭乗クルーの交代要員に任命されています。

インフォメーション

ISS/「きぼう」利用における科学実験テーマの成果報告会開催、参加者募集

JAXAは、「2011年度『国際宇宙ステーション』/日本の実験棟”きぼう”利用における科学実験テーマの成果報告会」を12月8日(木)と12月9日(金)の2日間にわたり、東京都千代田区の日本教育会館にて開催します。

本報告会では、これまで「きぼう」日本実験棟で実施された実験のうち、軌道上運用終了後概ね1年を経た8件のテーマを対象に、得られた科学的成果を研究者間で討論する予定です。

本報告会は一般の皆様もご聴講頂けます。プログラムの詳細や参加申込み方法についてはホームページをご覧ください。申込み締切りは12月7日(水)正午までです。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

※特に断りの無い限り日付は日本時間です。

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