今週の国際宇宙ステーション(ISS)と古川宇宙飛行士
最初のISS構成要素打上げから4736日経過しました
第29次長期滞在クルー
マイケル・フォッサム(コマンダー、NASA)、古川聡(JAXA)、セルゲイ・ヴォルコフ(ロシア)宇宙飛行士のISS滞在は151日経過しました。ダニエル・バーバンク(NASA)、アントン・シュカプレロフ(ロシア)、アナトーリ・イヴァニシン(ロシア)宇宙飛行士は11月16日からISS滞在を開始する予定です。
古川宇宙飛行士は45Pのドッキングに関する作業などを実施
国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在中の古川宇宙飛行士ら第29次長期滞在クルーは、3名体制でのISS運用に忙しい日々を過ごしました。
11月2日、古川宇宙飛行士はヴォルコフ宇宙飛行士をサポートして、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)でISSの「ピアース」(ロシアのドッキング室)に接近およびドッキングする45Pの状態を監視しました。同日午後8時41分、45Pは正常にISSへドッキングしました。
通常、プログレス補給船は自動制御によりISSへドッキングしますが、自動ドッキングシステムが正常に機能しなかった場合は手動ドッキングシステムの操作により対応します。そのため、古川宇宙飛行士らが操作卓のあるズヴェズダで45Pのドッキングを見守りました。
新たな長期滞在クルー3名を乗せたソユーズ宇宙船(28S)は、11月14日午後1時14分に打ち上げられる予定です。
また、11月7日に開催されたフライト準備状況確認審査会で、古川宇宙飛行士らの搭乗するソユーズ宇宙船(27S)の帰還予定日時を11月22日午前11時25分とすることが正式に承認されました。
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【Pick Up】古川宇宙飛行士の「宇宙ふしぎ実験」実施結果(9月22日分)公開 & 帰還ライブ中継配信協力先募集のお知らせ
古川宇宙飛行士が9月22日に実施した「宇宙ふしぎ実験」の結果映像をホームページで公開しています。
9月22日には、一般の皆様からご応募いただいたアイデアから選定したテーマのほか、アジア諸国から提案されたテーマなどの中から、7テーマを実施しました。どれも興味深い内容となっていますので、ぜひご覧ください。なお、「宇宙ふしぎ実験」は10月29日にも実施していますが、その実施結果についても後日公開する予定です。
また、JAXAは、11月22日に予定されている古川宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船(27S)の分離と着陸の模様をライブ中継する予定です。
現在、この映像をインターネットやパブリックビューイングなどで配信していただける配信協力先を募集しています。詳細はホームページをご覧ください。募集締切りは11月18日(金)です。ご興味を持たれた企業・団体様はぜひご連絡ください。