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ISS・きぼうウィークリーニュース

ISS・きぼうウィークリーニュース第414号

2010年12月21日

今週の国際宇宙ステーション(ISS)

最初のISS構成要素打上げから4414日経過しました

第26次長期滞在クルー

スコット・ケリー(NASA)、アレクサンダー・カレリ(ロシア)、オレッグ・スクリポチカ(ロシア)宇宙飛行士のISS滞在は73日、ドミトリー・コンドラティェフ(ロシア)、キャスリン・コールマン(NASA)、パオロ・ネスポリ(ESA)宇宙飛行士のISS滞在は3日経過しました。

新たな長期滞在クルー3名がISSに到着、ISSは6名での運用体制へ


ソユーズ宇宙船(25S)の打上げ(出典:JAXA/NASA/JAXA/NASA/Carla Cioffi)

ソユーズ宇宙船(25S)の打上げ(出典:JAXA/NASA/JAXA/NASA/Carla Cioffi)

6名体制となった第26次長期滞在クルー(出典:JAXA/NASA)

6名体制となった第26次長期滞在クルー(出典:JAXA/NASA)

新たに第26次長期滞在クルーに加わるドミトリー宇宙飛行士ら3名を乗せたソユーズ宇宙船(25S)は、12月16日午前4時09分にカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、打上げから2日後の12月18日午前5時11分にISSへドッキングしました。

ケリー宇宙飛行士らは新たな長期滞在クルー3名を歓迎し、6名体制でのISS運用を開始しました。

ISS長期滞在を開始したドミトリー宇宙飛行士らは、ISSの安全に関わる説明や、ISS船内の装置の説明などを受けるオリエンテーションを行いました。

25Sクルーのバックアップクルー(交代要員)に任命されていた古川宇宙飛行士ら3名は、25Sクルーが問題なくソユーズ宇宙船(25S)に搭乗したことによりバックアップ任務を解除され、射点の近くでソユーズ宇宙船(25S)の打上げを見守りました。

古川宇宙飛行士は、Twitterで打上げの様子を「言葉で表しきれないすごさである」と語り、「ほんの3時間前まで一緒にいた仲間3人が今あのロケットの先の宇宙船に乗っているかと思うと、不思議な感覚であった」と述べました。

古川宇宙飛行士は、今後、第28次/第29次長期滞在クルーのフライトエンジニアとして、2011年5月末頃から開始される予定のISS長期滞在に向けた訓練に移行します。


QRコードで携帯から
古川宇宙飛行士の
Twitterにアクセス可能!

古川宇宙飛行士のTwitterでは、飛行前の訓練の様子などを紹介するとともに、ISS滞在中も科学実験やISSでの日常生活などをツイートしていく予定です。皆様のフォローをお待ちしています。

今週のきぼう

「きぼう」船内実験室運用開始から929日経過しました

マランゴニ対流実験、船外実験装置による観測運用などを引き続き実施

「きぼう」日本実験棟船内実験室では、「マランゴニ対流におけるカオス・乱流とその遷移過程」実験の第3シリーズを継続的に実施しています。この実験は2011年1月頃まで行う予定です。

マランゴニ対流実験は、流体実験ラックの流体物理実験装置(Fluid Physics Experiment Facility: FPEF)を使用して行われます。まず装置内の2枚のディスクの間でシリコーンオイルを円筒状の形(液柱)に伸長させます。次いで、液柱の両端の温度を制御して液柱に温度差を生じさせ、表面張力対流(マランゴニ対流)の発生を確認します。その後、FPEFに搭載された観測装置を用いて、流れの速さや方向が変化していく様子の画像、液柱表面の温度分布などの実験データを取得します。

「きぼう」船外実験プラットフォームでは、宇宙環境計測ミッション装置(Space Environment Data Acquisition equipment-Attached Payload: SEDA-AP)全天X線監視装置(Monitor of All-sky X-ray Image: MAXI)の観測運用が続けられています。

そのほか、12月22日には、細胞実験ラックのクリーンベンチ(Clean Bench: CB)の保守点検を行う予定です。

インフォメーション

平成22年度宇宙医学生物学研究ワークショップ開催、参加者募集

JAXAは、国際宇宙ステーション(ISS)と「きぼう」日本実験棟を利用した宇宙医学生物学研究に取り組み、そこで得られた研究成果を社会に還元することを目的としたワークショップを開催します。

第1回目のワークショップは、「魚を利用した宇宙医学生物学実験」をテーマに、2011年1月13日に開催します。第2回目のワークショップは、「宇宙と健康増進の取り組み」をテーマに、2011年1月31日に開催します。

各ワークショップは、一般の方もご聴講頂けます。参加は無料ですが事前申込みが必要です。ワークショップの詳細やプログラムの内容、参加申し込みについてはホームページをご覧ください。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

12月28日でJAXA i 閉館、「こうのとりまつり」やマンスリートーク開催

情報センターJAXA i (東京都千代田区丸の内)は、12月28日をもって閉館します。2004年9月14日の開館以来、約116万人以上の方にご来場をいただきました。誠にありがとうございました。

ファイナルイベントの一環として、12月23日に「こうのとりまつり」を開催します。宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)の大きな模型(1/10スケール)が特別展示されるほか、「こうのとり」誕生秘話を紹介する番組の特別上映など、イベントが盛りだくさんです。

12月24日には、JAXA i マンスリートークを開催します。今年の「きぼう」日本実験棟の運用で得られた成果や「きぼう」の未来、古川聡宇宙飛行士のISS長期滞在ミッションについて詳しくご案内します。

各イベントの詳細はホームページをご覧ください。多くの皆様のご来場をお待ちしています。

※特に断りの無い限り日付は日本時間です。

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