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ISS・きぼうウィークリーニュース

ISS・きぼうウィークリーニュース第326号

2009年1月13日

スペースシャトル・ディスカバリー号(STS-119)の準備状況

若田宇宙飛行士の打上げ前記者会見実施

打上げ前ブリーフィングに臨む若田宇宙飛行士(提供:NASA)

打上げ前ブリーフィングに臨む若田宇宙飛行士(提供:NASA)

米国時間1月9日、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)にて、若田宇宙飛行士を含むSTS-119クルーの打上げ前ブリーフィングとJAXAによる若田宇宙飛行士の打上げ前記者会見が行われました。

記者会見で若田宇宙飛行士は、いよいよ迫ってきた打上げと国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在の開始に向けて、「文字通り長丁場になるので、体調を整えて良い仕事ができるように頑張っていきたい」と語りました。また、記者から日本の子供たちへのメッセージを求められると、「宇宙飛行士としての経験の中から感じ、大切だと思っている3つの言葉「夢・探究心・思いやり」を、子供たちにも大切だと感じてもらえれば嬉しい」と語りました。

打上げに向けた準備は順調に進行中

ETと結合されるディスカバリー号(提供:NASA)

ETと結合されるディスカバリー号(提供:NASA)

NASAケネディ宇宙センター(KSC)では、若田宇宙飛行士の搭乗するスペースシャトル・ディスカバリー号(STS-119ミッション)の打上げに向けた準備が進められています。

米国時間1月6日、ディスカバリー号でISSへ運ばれるS6トラスがペイロードキャニスターに格納され、同1月11日に射点へと移動しました。また、同1月8日、ディスカバリー号が外部燃料タンク(External Tank: ET)と結合されました。ディスカバリー号の射点への移動は同1月14日の予定です。

一方、STS-119クルーはJSCでミッションに向けた最終訓練を行っています。STS-119クルーは、同1月19日から20日にかけて、KSCで行われるターミナル・カウントダウン・デモンストレーション・テスト(Terminal Countdown Demonstration Test: TCDT)に参加する予定です。

今週のきぼう

「きぼう」船内実験室運用開始から222日経過しました

氷結晶成長実験は順調に進行中、次の実験の準備も進む

「きぼう」日本実験棟では、「氷結晶成長におけるパターン形成」(代表研究者:北海道大学低温科学研究所 古川義純教授)の実験が順調に行われています。

米国時間1月5日には、細胞実験ラックに実験用操作端末(Experiment Laptop Terminal: ELT)を設置する作業が行われました。このELTは、2月中旬から下旬にかけて「きぼう」で行われる予定の、微小重力環境における両生類の腎臓由来細胞のドーム形成を調べる実験をモニタするために使用されます。「きぼう」では、そのほか、細胞実験ラックを使用して、宇宙放射線が細胞に与える影響を調べる実験が2月上旬に行われる予定です。

実験の詳細や今後の予定については以下のページをご覧ください。

SEDA-AP、MAXI、ICS-FEが船外パレットに搭載されました

船外パレットに搭載されたSEDA-APとMAXIの様子(提供:NASA)

船外パレットに搭載されたSEDA-APとMAXIの様子(提供:NASA)

米国時間1月7日から9日にかけて、KSCにて、宇宙環境計測ミッション装置(Space Environment Data Acquisition equipment - Attached Payload: SEDA-AP)、全天X線監視装置(Monitor of All-sky X-ray Image: MAXI)、衛星間通信システム(Inter-orbit Communication System: ICS)の曝露系サブシステム(ICS Exposed Facility subsystem: ICS-EF)が船外パレットに搭載されました。今後、搭載後の機能確認試験など打上げに向けた試験が行われる予定です。

SEDA-AP、MAXI、ICS-EFは、2J/Aミッションで船外パレットに搭載されて打ち上げられ、「きぼう」船外実験プラットフォームに取り付けられる予定です。

今週の国際宇宙ステーション(ISS)

最初のISS構成要素打上げから3707日経過しました

STS-126ミッションで運ばれた装置や機材の設置が進行中

AREDを持つフィンク宇宙飛行士(提供:NASA)

AREDを持つフィンク宇宙飛行士(提供:NASA)

第18次長期滞在クルーのISS滞在は、マイケル・フィンク、ユーリ・ロンチャコフ両宇宙飛行士は91日、サンドラ・マグナス宇宙飛行士は58日が経過しました。

クルーは、STS-126ミッションでISSへ運ばれた燃焼実験ラック(Combustion Integrated Rack: CIR)を「デスティニー」(米国実験棟)に設置する作業や、クルー個室を「ハーモニー」(第2結合部)に設置する作業などを行いました。また、改良型エクササイズ装置(Advanced Resistive Exercise Device: ARED)の起動後の機能確認時に動作不良が発生したため、いったん撤去していた旧型のエクササイズ装置(Resistive Exercise Device: RED)をハーモニーに再設置する作業などを行いました。

※特に断りの無い限り日付は日本時間です。

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