ISS・きぼうウィークリーニュース第297号
2008年5月27日
「きぼう」日本実験棟の打上げに向けた準備状況
「きぼう」船内実験室 打上げ予定日まであと5日!
STS-124クルーとディスカバリー号(提供:NASA)
NASAケネディ宇宙センター(KSC)では、「きぼう」日本実験棟船内実験室とロボットアームを国際宇宙ステーション(ISS)へと運ぶスペースシャトル・ディスカバリー号(STS-124ミッション)の打上げに向けた準備が進められています。
STS-124クルーは、5月29日にKSCへ到着する予定です。打上げに向けたカウントダウンは、同日午前4時から開始され、6月1日午前6時02分にKSCから打ち上げられる予定です。
ミッション実況生中継
JAXAが作成するオリジナル番組、SPACE@NAVI-KiboSPECIAL LIVEにて、ディスカバリー号の打上げや着陸など、ミッションの見どころを日本語の解説を交えて生中継する予定です。ぜひご覧ください。
STS-124ミッションの最新情報や詳細は以下のホームページをご覧ください。
きぼうトピックス
STS-123クルーによる筑波宇宙センターでのミッション報告会開催
ミッション報告会の様子
5月14日、筑波宇宙センター(TKSC)にてSTS-123クルーによるミッション報告会が開催され、多くの皆様にお越しいただきました。
報告会には、STS-123クルーのドミニク・ゴーリ(コマンダー)、グレゴリー・ジョンソン(パイロット)、ロバート・ベンケン(搭乗運用技術者:MS1)、マイケル・フォアマン(MS2)、土井隆雄(MS3)、リチャード・リネハン(MS4)の各宇宙飛行士が参加し、ミッションの説明を行いました。土井宇宙飛行士による船内保管室の説明や、リネハン宇宙飛行士らによる船外活動の説明など、ミッションで実際に作業に携わったクルーから、貴重な話を聞くことができました。
今週の国際宇宙ステーション(ISS)
最初のISS構成要素打上げから3476日経過しました
第17次長期滞在クルーのISS滞在は47日(ギャレット・リーズマン宇宙飛行士は75日)経過しました
ISS動向
STS-124で使用する宇宙服の整備を行うリーズマン宇宙飛行士(提供:NASA)
第17次長期滞在クルーのセルゲイ・ヴォルコフ、オレッグ・コノネンコ、ギャレット・リーズマン宇宙飛行士は、次のSTS-124(1J)ミッションに備えた準備などに忙しい日々を過ごしました。
「きぼう」船内実験室とロボットアームを搭載したスペースシャトル・ディスカバリー号(STS-124ミッション)は、6月3日にISSとドッキングする予定です。
インフォメーション
「第6回航空機による学生無重力実験コンテスト」参加者募集:7月4日(金)まで
JAXAは、宇宙環境利用への理解・関心を深める目的で、学生の皆さんから航空機の無重力環境で実施してみたいアイデアを募集します。募集要項などの詳細は以下のホームページをご覧ください。
ISS・きぼうウィークリーニュース休刊のお知らせ
ISS・きぼうウィークリーニュースは、STS-124ミッション中(6月3日、6月10日)は休刊いたします。