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山崎宇宙飛行士、スペースシャトル・アトランティス号に搭乗決定!
スペースシャトル・アトランティス号(STS-131(19A)ミッション)に、山崎直子宇宙飛行士の搭乗が決定しました。山崎宇宙飛行士は、2010年2月以降、アトランティス号へ搭乗し、ISSへ約2週間飛行する予定です。
搭乗するSTS-131ミッションでは、補給物資を搭載した多目的補給モジュール(Multi-Purpose Logistics Module: MPLM)をISSに運びます。山崎宇宙飛行士は今回が初飛行、日本人女性としては、向井宇宙飛行士に続き2人目の飛行となります。日本人宇宙飛行士から寄せられたコメントなどは以下のページをご覧ください。
今週のきぼう
「きぼう」船内実験室運用開始から159日経過しました
「きぼう」の船外実験装置、宇宙環境計測ミッション装置(SEDA-AP)と全天X線監視装置(MAXI)が打上げに向けてKSCに到着
KSCへの輸送に向けてコンテナのふた閉めが行われるSEDA-AP
宇宙環境計測ミッション装置(Space Environment Data Acquisition equipment - Attached Payload: SEDA-AP)が米国時間10月30日、全天X線監視装置(Monitor of All-sky X-ray Image: MAXI)が同11月7日にNASAケネディ宇宙センター(KSC)に到着しました。この後、来年5月の打上げに向けた整備作業が行われます。
SEDA-APとMAXIは、船外パレットに搭載され、「きぼう」船外実験プラットホームとともに、スペースシャトル・エンデバー号(STS-127(2J/A)ミッション)でISSに運ばれる予定です。
今週の国際宇宙ステーション(ISS)
最初のISS構成要素打上げから3644日経過しました
プログレス補給船(30P)の分離とSTS-126ミッションに向けて準備中
物品の整理を行うフィンク宇宙飛行士(提供:NASA)
第18次長期滞在クルーのISS滞在は、マイケル・フィンク、ユーリ・ロンチャコフ両宇宙飛行士は28日、グレゴリー・シャミトフ宇宙飛行士は161日経過しました。
クルーは、プログレス補給船(30P)の分離に備えて不要品の搭載や、STS-126ミッションに向けた準備などに忙しい日々を過ごしました。
米国時間11月5日、クルーはISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を操作し、船外保管プラットフォーム3(External Stowage Platform: ESP-3)を、P3トラスからモービル・ベース・システム(Mobile Base System: MBS)へ移設しました。この移設は、STS-126ミッションで予定されている船外活動で、ESP-3に保管されている使用済の窒素タンク(Nitrogen Tank Assembly: NTA)を回収するための準備作業です。
30Pは、米国時間11月14日にISSから分離する予定です。
スペースシャトル・エンデバー号(STS-126)の準備状況
11月15日の打上げに向け、STS-126クルーはKSCへ
JSCの訓練施設で打上げ前の最終訓練を行うロバート・キンブロー宇宙飛行士(手前)(提供:NASA)
NASAケネディ宇宙センター(KSC)では、スペースシャトル・エンデバー号(STS-126ミッション)の打上げに向けた準備が進められています。このミッションでは、ISS滞在クルーを3名から6名体制とするために必要な機材などをISSへ運びます。
STS-126クルーは、米国時間11月7日の夜から、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)内の施設で、打上げ前に不特定多数の人との接触を減らすための隔離に入りました。STS-126クルーは11月12日にKSCへ移動する予定です。打上げに向けたカウントダウンは、同日午後0時から開始され、エンデバー号は11月15日午前9時55分にKSCから打ち上げられる予定です。