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ISS・きぼうウィークリーニュース

ISS・きぼうウィークリーニュース第444号

2011年8月16日

トピックス

古川宇宙飛行士が軌道上で実施した「宇宙医学にチャレンジ!」の結果を公開


「宇宙医学にチャレンジ!」を行う古川宇宙飛行士(地上での対照実験)(出典:JAXA)

「宇宙医学にチャレンジ!」を行う古川宇宙飛行士(地上での対照実験)(出典:JAXA)


「宇宙医学にチャレンジ!」を行う古川宇宙飛行士(軌道上での実験)(出典:JAXA)

「宇宙医学にチャレンジ!」を行う古川宇宙飛行士(軌道上での実験)(出典:JAXA)

国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在中の古川宇宙飛行士は、「きぼう」日本実験棟内のハッチ付近に非常時の脱出経路を示す暗闇で光るシールを貼る作業や、「きぼう」のロボットアームの運用、プログレス補給船(42Pと43P)から物資を取り出してISS船内に収納する作業など、「きぼう」の整備やISS船内の物資の整理などを行いました。

8月11日、古川宇宙飛行士は「きぼう」のロボットアームを操作して、船外実験プラットフォームの子アーム保管装置(SFA Stowage Equipment: SSE)上で子アーム(Small Fine Arm: SFA)の把持を開放し、ロボットアームを軌道上での収納姿勢である保存姿勢に変更しました。

古川宇宙飛行士ISS長期滞在ページにて、「宇宙医学にチャレンジ!」の10テーマのうち、古川宇宙飛行士が8月2日に「きぼう」で実施した9テーマの実施結果を公開しました。

「宇宙医学にチャレンジ!」は、古川宇宙飛行士が医師であることを活かして宇宙環境での身体の変化などを調べるアイデアを募集し、皆様からご応募頂いた110件のアイデアの中から、10件の実施テーマを選定しました。ホームページでは、軌道上で収録した映像とともに、各テーマの説明や古川宇宙飛行士が打上げ前に地上で実施した対照実験との比較など、学術的に興味深い内容を掲載していますので、ぜひご覧ください。

古川宇宙飛行士はTwitterにて、「身体を張ってチャレンジした、地上とは異なる結果をご覧ください!」と「宇宙医学にチャレンジ!」の実施結果についてツイートしています。

「こうのとり」3号機の構成モジュールが種子島宇宙センターに到着


島間港に下ろされる「こうのとり」3号機(HTV3)(出典:JAXA)

島間港に下ろされる「こうのとり」3号機(HTV3)(出典:JAXA)


種子島宇宙センターに搬送される「こうのとり」3号機(HTV3)(出典:JAXA)

種子島宇宙センターに搬送される「こうのとり」3号機(HTV3)(出典:JAXA)

8月12日未明、宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)の機体を構成するモジュールのうち、補給キャリア与圧部、補給キャリア非与圧部および推進モジュールが種子島宇宙センターに到着しました。

8月9日昼頃、「こうのとり」3号機の補給キャリア与圧部、補給キャリア非与圧部および推進モジュールは、名古屋港から輸送船に積み込まれ、種子島の島間港に到着しました。その後、種子島島内を移動し、種子島宇宙センターに搬入されました。今後、搬入後の点検作業が行われる予定です。

なお、「こうのとり」3号機の残りの構成モジュールである電気モジュール、曝露パレットなどについても、順次種子島宇宙センターに搬入される予定です。

今週のきぼう

「きぼう」船内実験室運用開始から1167日経過しました

ICS給電停止の調査を継続、SS-HDTVを使用した撮影を実施

「きぼう」日本実験棟では、8月1日に発生した電力系統の異常により衛星間通信システム(Inter-orbit Communication System: ICS)への給電が停止している件について、「きぼう」船内の給電系統の調査を引き続き実施し、ショートした箇所の特定作業を行っています。

8月8日および8月10日から14日にかけて、超高感度ハイビジョン撮影システム(Super Sensitive High Definition Television Camera System: SS-HDTV)を使用した撮影を実施しました。

「きぼう」船外実験プラットフォームでは、宇宙環境計測ミッション装置(Space Environment Data Acquisition equipment-Attached Payload: SEDA-AP)全天X線監視装置(Monitor of All-sky X-ray Image: MAXI)の観測運用が続けられています。

今週の国際宇宙ステーション(ISS)

最初のISS構成要素打上げから4652日経過しました

第28次長期滞在クルー

アンドレイ・ボリシェンコ(コマンダー、ロシア)、アレクサンダー・サマクチャイエフ(ロシア)、ロナルド・ギャレン(NASA)宇宙飛行士のISS滞在は132日、マイケル・フォッサム(NASA)、古川聡(JAXA)、セルゲイ・ヴォルコフ(ロシア)宇宙飛行士のISS滞在は67日経過しました。

クルーは43Pの分離に向けた準備や科学実験などを実施

「きぼう」にてSPHERES実験を行うギャレン宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)

「きぼう」にてSPHERES実験を行うギャレン宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)

ISSの第28次長期滞在クルーは、プログレス補給船(43P)の分離に向けた準備として、43Pから残りの物資を運び出し、不要品などを積み込む作業を行いました。43Pはプログレス補給船(42P)に先立ち、8月23日にISSから分離する予定です。その後、新たなプログレス補給船(44P)が8月24日に打ち上げられます。

そのほか、クルーは科学実験やメンテナンス作業などを主に実施しました。ギャレン宇宙飛行士は、SPHERES(Synchronized Position Hold, Engage, Reorient, Experimental Satellites)実験と呼ばれる、複数の小型衛星を使用したフォーメーション飛行の船内実験を行いました。この米国の実験はなるべく広いスペースが必要なため、「きぼう」日本実験棟船内実験室で実施されました。

インフォメーション

宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターからアンケートご協力のお願い

宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター(ISS・きぼうサイト)では、情報の充実とより分かりやすい発信のため、アンケートを実施しています。ISS・きぼうサイトに対する皆様のご意見をお聞かせください。

アンケートの募集期間は8月31日(水)までとなっております。ご協力よろしくお願いいたします。

※特に断りの無い限り日付は日本時間です。

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