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ISS・きぼうウィークリーニュース

ISS・きぼうウィークリーニュース第498号

2012年9月11日

トピックス

星出宇宙飛行士、2回目の船外活動にて電力切替装置の取付けに成功!

船外活動を行う星出宇宙飛行士と「きぼう」日本実験棟(出典:JAXA/NASA)

船外活動を行う星出宇宙飛行士と「きぼう」日本実験棟(出典:JAXA/NASA)

SSRMSの先端に乗って作業場所に移動する星出宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)

SSRMSの先端に乗って作業場所に移動する星出宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)

9月5日から6日にかけて、星出宇宙飛行士は、サニータ・ウィリアムズ宇宙飛行士とともに、自身2回目となる船外活動に挑みました。

星出宇宙飛行士らは、ISS船内から支援するジョセフ・アカバ宇宙飛行士や地上の運用管制チームと協力して、前回の船外活動で取付け作業を完了できなかった電力切替装置(Main Bus Switching Unit: MBSU)のボルトとボルトを受ける支柱の点検、付着していた微細な金属粉の清掃とグリースによる潤滑を行い、2箇所のボルトの締結を実施しました。ボルトは正常に締結され、MBSUの起動も成功し、優先度が最も高い作業であったMBSUの取付けは完了しました。

その後、星出宇宙飛行士らは、追加の作業として国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)のカメラ・照明装置(Camera Light Pan/Tilt Assembly: CLPA)の交換作業を行いました。

星出宇宙飛行士は自身のTwitterで、「前回取付かなかった装置が取付いた後、管制室の拍手が無線を通して船外の僕らの耳にも届いた。船内に戻り、TV電話で関係者の笑顔を見ることができた。何よりも、それが一番うれしかった」と今回の船外活動についてツイートしています。


【Mini Column】歯ブラシのような工具? 実は本物の歯ブラシを使用して作りました!
軌道上にあるものを使用して製作された船外活動用工具

軌道上にあるものを使用して製作された船外活動用工具(出典:JAXA/NASA)

星出宇宙飛行士らが挑んだ今回の船外活動では、電力切替装置(Main Bus Switching Unit: MBSU)のボルトの問題を解決するため、軌道上にあるものを使用して製作した4種類の船外活動用工具が大活躍しました。中でもユニークな工具が「Toothbrush Cleaner」で、軌道上で宇宙飛行士が日常的に使っている歯ブラシを利用して作られました。

製作にあたり、地上の対策チームは軌道上にあるものと同じ歯ブラシに断熱用のテープを巻き、真空チャンバの宇宙を模擬した環境で試験を行って、ISS船外の厳しい高温・低温、真空環境に耐えられることを確認しました。また、同じ工具を用いて実証試験を行い、ボルトの潤滑作業に有効であることを確認しました。このように、軌道上の宇宙飛行士と地上の対策チームの協力と創意工夫により、ボルトの問題は見事に解決へと導かれたのです。

今週のきぼう

「きぼう」船内実験室運用開始から1559日経過しました

Nano Step実験の第1回目を終了、「スペースラボ」ライブ中継開始予定

「きぼう」日本実験棟船内実験室では、9月7日、流体実験ラックの溶液結晶化観察装置(Solution Crystallization Observation Facility: SCOF)で8月6日から実施していた「微小重力における溶液からのタンパク質結晶の成長機構と完全性に関するその場観察による研究」(Nano Step)の第1回目を終了しました。また、同日には、水棲生物実験装置(Aquatic Habitat: AQH)の起動準備作業も行いました。

星出宇宙飛行士も審査員として選定に加わった宇宙教育実験「スペースラボ」にて、最優秀賞に選ばれたふたつのテーマを国際宇宙ステーション(ISS)で実施する様子のライブ映像が、9月13日から「スペースラボ」のホームページで配信される予定です。

実施されるテーマは「宇宙は蜘蛛に新しい芸を教えるか?」と「宇宙で育った超細菌は、地球における治療法になり得るか?」です。いずれも興味深いテーマですので、ぜひご覧ください。

今週の国際宇宙ステーション(ISS)

最初のISS構成要素打上げから5044日経過しました

第32次長期滞在クルー
ゲナディ・パダルカ(コマンダー、ロシア)、ジョセフ・アカバ(NASA)、セルゲイ・レヴィン(ロシア)宇宙飛行士のISS滞在は117日、サニータ・ウィリアムズ(NASA)、ユーリ・マレンチェンコ(ロシア)、星出彰彦(JAXA)宇宙飛行士のISS滞在は56日経過しました。

クルーは「こうのとり」3号機の離脱と30Sの帰還に向けた準備を実施

曝露パレット回収時の「こうのとり」3号機(8月10日撮影)(出典:JAXA/NASA)

曝露パレット回収時の「こうのとり」3号機(8月10日撮影)(出典:JAXA/NASA)

船外活動を無事終了した星出宇宙飛行士ら第32次長期滞在クルーは、引き続き宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)の離脱や、ソユーズ宇宙船(30S)の帰還に向けた準備などに忙しい日々を過ごしています。

「こうのとり」3号機はクルーの操作するISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)により取り外され、9月13日午前0時50分頃にSSRMSから放出された後、ISS軌道を離脱し、9月14日午後2時24分頃に大気圏への再突入を行ってミッションを終了する予定です。「こうのとり」3号機の補給キャリア与圧部には再突入データ収集装置i-Ballを搭載し、大気圏再突入時のデータを取得するとともに、機体の破壊の様子の取得を試みます。

小型衛星放出機構(JEM-Small Satellite Orbital Deployer: J-SSOD)の組立て作業や2回にわたる船外活動の支援など、星出宇宙飛行士とともに様々な作業を行ったアカバ宇宙飛行士は、パダルカ、レヴィン両宇宙飛行士とともに、ソユーズ宇宙船(30S)に搭乗して、9月17日午前10時台に地上へ帰還する予定です。星出宇宙飛行士らは、新たなクルー3名が到着するまでの約1ヶ月間、第33次長期滞在クルーとして3名体制でISSを運用します。

※特に断りの無い限り日付は日本時間です。

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