サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター
宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

ISS・きぼうウィークリーニュース

ISS・きぼうウィークリーニュース第511号

2012年12月11日

今週のきぼう

「きぼう」船内実験室運用開始から1650日経過しました

「きぼう」船内実験室での実験や船外実験装置の運用などを継続

「きぼう」日本実験棟(船外活動中に星出宇宙飛行士により撮影)(出典:JAXA/NASA)

「きぼう」日本実験棟(船外活動中に星出宇宙飛行士により撮影)(出典:JAXA/NASA)

AQH飼育水槽内のメダカの様子(10月26日撮影)(出典:JAXA/NASA)

AQH飼育水槽内のメダカの様子(10月26日撮影)(出典:JAXA/NASA)

「きぼう」日本実験棟船内実験室では、多目的実験ラック(Multi-purpose Small Payload Rack: MSPR)水棲生物実験装置(Aquatic Habitat: AQH)「メダカにおける微小重力が破骨細胞に与える影響と重力感知機構の解析」(Medaka Osteoclast)実験を引き続き行っています。この実験では、軌道上の微小重力環境でメダカを飼育し、骨代謝を詳細に解析することで、微小重力環境で生じる骨量減少のメカニズムに迫ることを目的としています。

そのほか、溶液結晶化観察装置(Solution Crystallization Observation Facility: SCOF)では、「微小重力における溶液からのタンパク質結晶の成長機構と完全性に関するその場観察による研究」(NanoStep)の3回目の実験を継続しています。この実験では、微小重力環境でタンパク質結晶の成長過程を“その場”(リアルタイム)で観察・測定し、結晶品質と成長メカニズムとの関連を調べることを目的としています。

「きぼう」船外実験プラットフォームでは、ポート共有実験装置(Multi-mission Consolidated Equipment: MCE)に搭載した5種類のミッション機器による実験運用を継続しています。

「宇宙インフレータブル構造の宇宙実証」(SIMPLE)では、インフレータブル構造物(袋状の膜材を気体による内圧によって膨らませて利用する超軽量構造物)を実際の宇宙環境で展開および長期間運用を行い、その実用性を実証するとともに、今後のさまざまな宇宙構造物への適用に向けた基礎データを集めています。

また、「EVA支援ロボットの実証実験」(REX-J)では、宇宙飛行士の船外活動(Extravehicular Activity: EVA)を支援するロボットに不可欠な空間移動機能と作業機能を、伸展式の腕とテザーを内蔵するロボットにより実証しています。

そのほか、地球観測を目的とした「地球超高層大気撮像観測」(IMAP)「スプライト及び雷放電の高速測光撮像センサ」(GLIMS)、民生品ハイビジョンカメラの曝露環境での宇宙実証を目的とした「船外実験プラットフォーム用民生品ハイビジョンビデオカメラシステム」(COTS HDTV-EF)の運用を継続しています。


【Troubleshooting News】

12月3日夜、「きぼう」船内実験室の多目的実験ラック(Multi-purpose Small Payload Rack: MSPR)内のビデオ圧縮録画装置で不具合が発生し、水棲生物実験装置(Aquatic Habitat: AQH)で行われている「メダカにおける微小重力が破骨細胞に与える影響と重力感知機構の解析」(Medaka Osteoclast)実験のリアルタイムモニタに影響が生じていましたが、軌道上クルーによるケーブルの繋ぎ換えにより、12月4日夜以降、再び2台のカメラによる地上からのモニタが可能となりました。

今週の国際宇宙ステーション(ISS)

最初のISS構成要素打上げから5135日経過しました

第34次長期滞在クルー
ケビン・フォード(コマンダー、NASA)、オレッグ・ノヴィツキー(ロシア)、エヴゲニー・タレルキン(ロシア)宇宙飛行士のISS滞在は47日経過しました。クリス・ハドフィールド(CSA)、トーマス・マーシュバーン(NASA)、ロマン・ロマネンコ(ロシア)宇宙飛行士は、12月21日からISS滞在を開始する予定です。

33S搭乗クルーはバイコヌール宇宙基地で打上げに向けた最終準備を実施

ソコル宇宙服を着用し、33Sの機体の前で記念撮影を行うハドフィールド宇宙飛行士ら(出典:JAXA/NASA/Victor Zelentsov)

ソコル宇宙服を着用し、33Sの機体の前で記念撮影を行うハドフィールド宇宙飛行士ら(出典:JAXA/NASA/Victor Zelentsov)

ソユーズ宇宙船(33S)搭乗クルーのハドフィールド宇宙飛行士ら3名は、12月6日、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センター(Gagarin Cosmonaut Training Center: GCTC)から、打上げが行われるカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地へ移動しました。

バイコヌール宇宙基地に到着したハドフィールド宇宙飛行士らは、12月7日から、ロシアのソコル宇宙服の気密点検や打上げに向けた整備作業が進められている33Sの機体内部の確認、打上げ時の手順確認など、打上げに向けた最終準備を行っています。また、宿舎であるコスモノートホテルの庭に国旗を掲げるなど、打上げ前の伝統的なセレモニーにも参加しました。

ハドフィールド宇宙飛行士らを乗せた33Sは、12月19日午後9時12分にカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、12月21日午後11時10分頃に国際宇宙ステーション(ISS)へドッキングする計画です。

インフォメーション

政府による「宇宙基本計画(案)」に関する意見募集中、12月25日(火)まで

政府では、今後10年間程度を視野に置いて、平成25年度からの5年間を対象とした新たな宇宙基本計画の検討が進められています。12月5日から、現時点の「宇宙基本計画(案)」に関する国民の皆様からの意見募集を開始しています。

宇宙基本計画は、我が国の宇宙開発利用の最も基礎となる計画として位置づけられるものです。宇宙開発利用に関する皆さまのご意見を、政府ホームページ宛にぜひお送り下さい。

宇宙服用冷却下着を転用した冷却下着のビジネス化について

JAXAでは、将来の有人宇宙活動のための重要な要素技術のひとつとして、次世代先端宇宙服の研究を行っています。この度、平成24年度第2回「JAXAオープンラボ公募」において、 JAXAの次世代先端宇宙服の研究成果を利用した「宇宙用冷却下着の民生化に向けた検討及び改良の実施」が採択されました。

今後、代表研究者とJAXAが協力して共同研究を立ち上げ、実現の見通しを得るための検討を進めていきます。

※特に断りの無い限り日付は日本時間です。

Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約