このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

ISS・きぼうウィークリーニュース

ISS・きぼうウィークリーニュース第508号

2012年11月20日

トピックス

お帰りなさい、星出宇宙飛行士! 31Sはカザフスタン共和国に無事着陸

コマンダーの指揮権移譲セレモニーの様子(出典:JAXA/NASA)

コマンダーの指揮権移譲セレモニーの様子(出典:JAXA/NASA)

地上へ帰還した星出宇宙飛行士ら第32次/第33次長期滞在クルー(出典:JAXA/GCTC)

地上へ帰還した星出宇宙飛行士ら第32次/第33次長期滞在クルー(出典:JAXA/GCTC)

地上へ着陸した31Sの帰還カプセル(出典:JAXA/NASA/Bill Ingalls)

地上へ着陸した31Sの帰還カプセル(出典:JAXA/NASA/Bill Ingalls)

第32次/第33次長期滞在クルーの星出、サニータ・ウィリアムズ、ユーリ・マレンチェンコ宇宙飛行士を乗せたソユーズ宇宙船(31S)は、11月19日午前7時26分に国際宇宙ステーション(ISS)から分離し、同日午前10時56分にカザフスタン共和国へ無事着陸しました。星出宇宙飛行士らのISS滞在期間は約125日、宇宙滞在期間は約127日でした。

31S帰還に先立ち、11月17日、第33次長期滞在のコマンダーを務めたウィリアムズ宇宙飛行士から、新たに第34次長期滞在のコマンダーとなるケビン・フォード宇宙飛行士にISSの指揮権を移譲するセレモニーが行われました。

新旧のコマンダーがお互いへの感謝と激励を述べ、星出宇宙飛行士ら第33次長期滞在クルー全員で間近に迫る別れを惜しみました。

星出宇宙飛行士は自身のTwitterにて、「あと数時間で、ISSを離れ、地球に戻ります。この4ヶ月の滞在中応援・支援して下さった皆さん、ありがとうございました。この美しい惑星に生まれて、よかった」と、ISSから撮影した美しい地球の写真とともに、帰還直前の心境をツイートしています。

着陸後、帰還カプセルから運び出された星出宇宙飛行士らは着陸地点付近の仮設テントで簡単な医学検査を受け、健康状態に問題ないことを確認しました。その後、専用機でカザフスタン共和国のクスタナイ空港に移動しました。

クスタナイ空港到着後、星出、ウィリアムズ両宇宙飛行士は、モスクワのガガーリン宇宙飛行士訓練センター(Gagarin Cosmonaut Training Center: GCTC)に移動するマレンチェンコ宇宙飛行士とお別れし、米国ヒューストンに向けて出発しました。

11月20日、星出、ウィリアムズ両宇宙飛行士は米国ヒューストンのエリントン空港に到着しました。今後、星出宇宙飛行士らはNASAジョンソン宇宙センター(JSC)を拠点として、帰還後の詳細な医学検査やリハビリテーションを受ける予定です。

今週のきぼう

「きぼう」船内実験室運用開始から1629日経過しました

Medaka Osteoclast実験、NanoStep実験などを引き続き実施

「きぼう」日本実験棟船内実験室では、多目的実験ラック(Multi-purpose Small Payload Rack: MSPR)水棲生物実験装置(Aquatic Habitat: AQH)で、「メダカにおける微小重力が破骨細胞に与える影響と重力感知機構の解析」(Medaka Osteoclast)実験を引き続き行っています。

この実験では、軌道上の微小重力環境でメダカを飼育し、骨代謝を詳細に解析することで、微小重力環境で生じる骨量減少のメカニズムに迫ることを目的としています。

米国のスミソニアン博物館のブログ(英語ページ)でMedaka Osteoclast実験が紹介されました。ホームページでは日本語の仮訳(PDF)を掲載していますので、ぜひご覧ください。

そのほか、流体実験ラックの溶液結晶化観察装置(Solution Crystallization Observation Facility: SCOF)では、「微小重力における溶液からのタンパク質結晶の成長機構と完全性に関するその場観察による研究」(NanoStep)の3回目の実験を引き続き行っています。

今週の国際宇宙ステーション(ISS)

最初のISS構成要素打上げから5114日経過しました

第34次長期滞在クルー

ケビン・フォード(コマンダー、NASA)、オレッグ・ノヴィツキー(ロシア)、エヴゲニー・タレルキン(ロシア)宇宙飛行士のISS滞在は26日経過しました。

帰還する星出宇宙飛行士らを送り出し、クルーは第34次長期滞在を開始

11月19日、約4ヶ月間の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在を終え、地上へ帰還する星出宇宙飛行士らを送り出したフォード宇宙飛行士らは、ISS第34次長期滞在を開始しました。

フォード宇宙飛行士らは、新たなクルーが到着するまでの間、3名体制でISSを運用します。

新たに第34次長期滞在クルーに加わるクリス・ハドフィールド(CSA)、トーマス・マーシュバーン(NASA)、ロマン・ロマネンコ(ロシア)宇宙飛行士を乗せたソユーズ宇宙船(33S)は、12月19日にロシアのソユーズロケットにより、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、12月21日にISSへドッキングする計画です。

インフォメーション

JAXA宇宙飛行士活動レポート 2012年10月号を公開しました!

「ふわっと'92から20周年記念シンポジウム」や油井宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在決定など、今月号も盛りだくさんの内容でお届けします。

また、「新米宇宙飛行士最前線!」も連載中です。油井宇宙飛行士はISS長期滞在決定について、大西宇宙飛行士はISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)について、金井宇宙飛行士は船外活動訓練についてレポートしています。

フォームから感想も受け付けています。皆様のご意見・ご感想をお待ちしております。

「Mission Xチャレンジ2013」開催期間決定、参加団体募集中!

世界各地の8歳~12歳の児童が、宇宙飛行士の健康管理を題材とした体験型共通プログラムに同時に取り組んで交流し、食事や運動習慣の大切さを学ぶプログラム「Mission Xチャレンジ2013」が、2013年1月14日から3月15日にかけて開催されます。

現在、参加団体募集中です。Mission Xチャレンジやプログラムなどの詳細はホームページをご覧ください。参加登録締め切りは2012年12月14日です。皆様のご参加をお待ちしています。

※特に断りの無い限り日付は日本時間です。

Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約