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ISS・きぼうウィークリーニュース

ISS・きぼうウィークリーニュース第406号

2010年10月26日

トピックス

MAXIによりケンタウルス座に出現した新X線新星を発見、世界に速報

10月17日、MAXIチームは、「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームに設置された全天X線監視装置(Monitor of All-sky X-ray Image: MAXI)によって「ケンタウルス座」に出現したX線新星を発見し、世界に速報しました。MAXIによるX線新星の発見は、9月25日に発見されたMAXI J1659-152に続き2個目です。

このX線新星は10月17日頃から明るくなりはじめ、新星が暗かったことから数日間かけて観測したデータを分析し、位置情報を10月20日午後8時過ぎに天文電報を通じて世界に速報しました。

この速報を受けて、NASAのガンマ線バースト観測衛星「Swift」が10月21日午前0時から緊急追跡観測を実施した結果、今までに知られていない明るいX線源であることを確認し、この新星は銀河系内の数万光年以上の遠方にある大質量星を伴星とする中性子星またはブラックホールである可能性が高いと推測されました。

今回の発見により、MAXIは銀河系内の遥か遠方のX線新星を発見できる能力を世界に示しました。MAXIチームはこの新星の正体を明らかにするためSwiftチームと共同で更に詳しい観測を進めています。なお、本新星は、MAXI J1409-619と命名されました。

X線新星の観測画像(出典:JAXA/RIKEN/MAXIチーム)

X線新星の観測画像(出典:JAXA/RIKEN/MAXIチーム)

STS-133ミッションの準備状況

ディスカバリー号の打上げ日時は11月2日午前5時40分に正式決定

STS-133クルー(出典:JAXA/NASA)

STS-133クルー(出典:JAXA/NASA)

米国時間10月25日に開催された飛行準備審査会(Flight Readiness Review: FRR)にて、STS-133ミッションの最終準備状況の確認が行われ、スペースシャトル・ディスカバリー号(STS-133ミッション)の打上げを11月2日午前5時40分に実施することが正式に決定されました。

STS-133ミッションでは、恒久型多目的モジュール(Permanent Multipurpose Module: PMM)とエクスプレス補給キャリア4(Express Logistics Carrier 4: ELC-4)をISSへ運搬するほか、JAXAが「きぼう」日本実験棟やISSで行う実験の試料や実験用品が打ち上げられます。また、これまでに行った実験の試料などが回収されます。

今週のきぼう

「きぼう」船内実験室運用開始から873日経過しました

Hydro Tropi実験終了、マランゴニ対流実験を開始

Hydro Tropi実験の様子(出典:JAXA/NASA)

Hydro Tropi実験の様子(出典:JAXA/NASA)

「きぼう」日本実験棟船内実験室では、10月23日、細胞実験ラックの細胞培養装置(Cell Biology Experiment Facility: CBEF)で行っていた「微小重力下における根の水分屈性とオーキシン制御遺伝子の発現」(Hydro Tropi) 実験を終了しました。実験サンプルは、スペースシャトル・ディスカバリー号(STS-133ミッション)で回収される予定です。

また、10月26日から、流体実験ラックの流体物理実験装置(Fluid Physics Experiment Facility: FPEF)で「マランゴニ対流におけるカオス・乱流とその遷移過程」実験の第3シリーズを開始しました。今回の第3シリーズでは、第1シリーズと第2シリーズで得られた実験データをもとに、対流のパターンの変化や液柱表面の対流をより詳細に調べることで、マランゴニ対流の法則に迫ります。

蛋白質結晶生成装置(Protein Crystallization Research Facility: PCRF)では、「タンパク質結晶生成実験」(JAXA PCG)の3回目が引き続き行われています。

「きぼう」船外実験プラットフォームでは、宇宙環境計測ミッション装置(Space Environment Data Acquisition equipment-Attached Payload: SEDA-AP)全天X線監視装置(Monitor of All-sky X-ray Image: MAXI)の観測運用が続けられています。なお、超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(Superconducting Submillimeter-Wave Limb-Emission Sounder: SMILES)は、観測運用の再開に向けた原因究明・復旧作業が引き続き進められています。

今週の国際宇宙ステーション(ISS)

最初のISS構成要素打上げから4358日経過しました

第25次長期滞在クルー
ダグラス・ウィーロック(NASA)、シャノン・ウォーカー(NASA)、フョードル・ユールチキン(ロシア)宇宙飛行士のISS滞在は130日、スコット・ケリー(NASA)、アレクサンダー・カレリ(ロシア)、オレッグ・スクリポチカ(ロシア)宇宙飛行士のISS滞在は17日経過しました。

37PがISSから分離、40Pは10月28日に打上げの予定

射点に到着したソユーズロケット(40P)(出典:S.P.Korolev RSC Energia)

射点に到着したソユーズロケット(40P)(出典:S.P.Korolev RSC Energia)

第25次長期滞在クルーは、科学実験やメンテナンス作業のほか、プログレス補給船(37P)の分離に向けた作業や、プログレス補給船(40P)の到着に向けた準備などを行いました。

10月21日、プログレス補給船(39P)のスラスタを使用したISSのリブースト(軌道上昇)が行われ、ISSの平均高度は約0.89km上昇しました。このリブーストにより、ISSは40Pとスペースシャトル・ディスカバリー号(STS-133ミッション)の到着に適した軌道高度に引き上げられました。

37Pは10月25日午後11時25分にISSから分離しました。40Pは10月28日午前0時11分に打ち上げられ、10月31日にISSへドッキングする予定です。

※特に断りの無い限り日付は日本時間です。

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