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ISS・きぼうウィークリーニュース

ISS・きぼうウィークリーニュース第399号

2010年9月 7日

トピックス

古川宇宙飛行士ISS長期滞在訓練プレス公開実施、多くの報道関係者が集まる

GHFの設定作業を行う古川宇宙飛行士(出典:JAXA)

GHFの設定作業を行う古川宇宙飛行士(出典:JAXA)

試料カートリッジの梱包手順を確認する古川宇宙飛行士(出典:JAXA)

試料カートリッジの梱包手順を確認する古川宇宙飛行士(出典:JAXA)

報道関係者からの質問に答える古川宇宙飛行士(出典:JAXA)

報道関係者からの質問に答える古川宇宙飛行士(出典:JAXA)

9月1日、筑波宇宙センター(TKSC)にて、古川宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在に向けた訓練のプレス公開が行われ、多くの報道関係者が集まりました。

今回の訓練は、温度勾配炉(Gradient Heating Furnace: GHF)のモックアップ(訓練用の実物大模型)を使用して行われました。古川宇宙飛行士は、GHFの設定作業や、実験で使用する試料カートリッジをGHF内部から取り出し、地上に回収するために梱包する作業などの手順を、手順書(Operations Data File: ODF)に沿って確認しました。

GHFは「きぼう」日本実験棟船内実験室に設置される勾配炉実験ラックの実験装置で、半導体材料の結晶成長実験などを行うための装置です。勾配炉実験ラックは、2010年度冬期の打上げが予定されている宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)2号機でISSに運ばれます。

訓練終了後、古川宇宙飛行士は報道関係者からの質問に答えました。ISS長期滞在を控えた心境について、古川宇宙飛行士は、「医師として、ISSの運用者として、宇宙でいい仕事をしたいと思います」と抱負を語りました。

また、訓練に関する質問に対しては、実際に宇宙の微小重力環境で作業を行う場合は、作用・反作用の問題で体を固定するなどの工夫が必要なため、地上で作業を行うより時間はかかると思うが、今回の訓練で宇宙でもうまくやれる自信が持てたと述べました。

古川宇宙飛行士は、ISS第28次/第29次長期滞在クルーとして、2011年春頃から約6ヶ月、ISSに長期滞在する予定です。

今週のきぼう

「きぼう」船内実験室運用開始から824日経過しました

FACET実験の高精度データ取得開始、JAXA PCG実験の3回目を開始予定

「きぼう」日本実験棟船内実験室では、9月1日から、流体実験ラックの溶液結晶化観察装置(Solution Crystallization Observation Facility: SCOF)で「ファセット的セル状結晶成長機構の研究」(FACET)実験を開始しました。今後、約2ヶ月にわたり断続的に実験を行い、高精度データを取得する予定です。

そのほか、8月31日、「国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士の身体真菌叢評価」(Myco)実験のサンプル回収を行いました。また、8月31日から9月3日にかけて、「長期宇宙飛行時における心臓自律神経活動に関する研究」(Biological Rhythms)のデータ取得を行いました。

9月10日からは、蛋白質結晶生成装置(Protein Crystallization Research Facility: PCRF)を使用して、「タンパク質結晶生成実験」(JAXA PCG)の3回目を開始する予定です。この実験に使用される試料は、プログレス補給船(39P)に搭載されてISSに運ばれます。

「きぼう」船外実験プラットフォームでは、宇宙環境計測ミッション装置(Space Environment Data Acquisition equipment-Attached Payload: SEDA-AP)全天X線監視装置(Monitor of All-sky X-ray Image: MAXI)の観測運用が続けられています。なお、超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(Superconducting Submillimeter-Wave Limb-Emission Sounder: SMILES)は、観測運用の再開に向けた作業が引き続き進められています。

そのほか、2次元ナノテンプレート作製実験を「デスティニー」(米国実験棟)の冷凍・冷蔵庫(Minus Eighty degree Celsius Laboratory Freezer for ISS: MELFI)で引き続き行っています。

今週の国際宇宙ステーション(ISS)

最初のISS構成要素打上げから4309日経過しました

クルーは38Pの分離と39Pの到着に向けた準備などを実施

射点に到着したソユーズロケット(出典:S.P.Korolev RSC Energia)

射点に到着したソユーズロケット(出典:S.P.Korolev RSC Energia)

第24次長期滞在クルーのISS滞在は、アレクサンダー・スクボルソフ、トレーシー・カードウェル、ミカエル・コニエンコ宇宙飛行士は156日、ダグラス・ウィーロック、フョードル・ユールチキン、シャノン・ウォーカー宇宙飛行士は81日経過しました。

クルーは、プログレス補給船(38P)の分離や、プログレス補給船(39P)の到着に向けた準備などに忙しい日々を過ごしました。

38Pは、ISS船内の不要品や廃棄物を搭載し、8月31日午後8時22分にISSから分離しました。38Pは軌道上でスラスタ試験のデータ取得を行った後、9月6日に大気圏再突入を行い、太平洋上に安全に投棄されました。

39Pは、9月8日午後8時11分にロシアのソユーズロケットにより、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、打上げから2日後の9月10日午後9時40分にISSへドッキングする予定です。

39Pでは、飲料水や食糧などの補給物資のほか、微小重力環境でタンパク質結晶を生成するJAXA PCG実験に使用する試料を搭載したセルユニット2式がISSに運ばれます。

※特に断りの無い限り日付は日本時間です。

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