このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

ISS・きぼうウィークリーニュース

ISS・きぼうウィークリーニュース第486号

2012年6月19日

トピックス

油井宇宙飛行士、海底にてNEEMO16訓練本番奮闘中! 記者会見も実施

小型潜水艇の前にて、NEEMO16訓練中の(左から)油井、ティモシー・ピーク両宇宙飛行士とサポートダイバー(出典:JAXA/NASA)

小型潜水艇の前にて、NEEMO16訓練中の(左から)油井、ティモシー・ピーク両宇宙飛行士とサポートダイバー(出典:JAXA/NASA)

油井宇宙飛行士による記者会見の様子(出典:JAXA)

油井宇宙飛行士による記者会見の様子(出典:JAXA)

油井宇宙飛行士ら第16回NASA極限環境ミッション運用(NASA Extreme Environment Mission Operations: NEEMO16)訓練参加者は、フロリダ州キー・ラーゴ沖の海底研究施設「アクエリアス」を拠点として、引き続きNEEMO16訓練を行っています。

海底生活2~4日目、油井宇宙飛行士らは小惑星探査を模擬した船外活動を実施しました。海底生活5日目にはアクエリアス内で緊急事態対処訓練を行い、海底生活6日目からは再び小惑星探査を模擬した船外活動を開始しています。

海底生活7日目、油井宇宙飛行士はアクエリアス内とJAXA東京事務所とをつないで行われた記者会見に参加しました。

油井宇宙飛行士はNEEMO16訓練の概要説明や訓練参加者の紹介を行った後、報道関係者からの質問に対し、実際に船外活動を行って感じたことや仲間たちとのチームワーク、小惑星探査に向けた手応えなどについて答えました。

NEEMO16訓練では、科学実験コンテスト「海底での実験結果を予測しよう!」を6月21日まで開催しています。詳細はホームページをご覧ください。特殊な高圧環境で行われる様々な実験結果の予測に挑戦してみてはいかがでしょうか。

インフォメーション

7月4日(水)開催「JAXAシンポジウム2012 in 東京」参加者募集中!

JAXAシンポジウム2012 in 東京 「宙から視る、宙をつかう」をメルパルクホール東京(東京都港区)にて開催します。

本シンポジウムの第一部では、第一期水循環変動観測衛星「しずく」についてご紹介します。第二部では野口宇宙飛行士が登壇し、宇宙環境の特徴や宇宙飛行士の役割などを星出宇宙飛行士のミッション紹介を交えながらご紹介します。

参加は無料ですが事前申込みが必要です。詳細はホームページをご覧ください。皆様のご参加をお待ちしています。

今週のきぼう

「きぼう」船内実験室運用開始から1475日経過しました

Hair実験のサンプル採取、実験装置のメンテナンス作業などを実施

6月14日、「長期宇宙滞在宇宙飛行士の毛髪分析による医学生物学的影響に関する研究」(Hair)の一環として、宇宙飛行士の毛髪の採取を行いました。

この実験では、環境から受けるストレスに敏感に反応する毛髪のサンプルを採取して地上へ回収し、毛幹の微量元含有量、および毛根部の細胞に含まれる遺伝子やタンパク質などの変化などを調べることで、宇宙環境が人体に与える影響を評価し、宇宙飛行士の健康管理に役立てることを目的としています。

そのほか、「きぼう」日本実験棟船内実験室では、6月13日に多目的実験ラック(Multi-purpose Small Payload Rack: MSPR)のメンテナンス作業を、6月14日には流体実験ラックの流体物理実験装置(Fluid Physics Experiment Facility: FPEF)のメンテナンス作業を実施しました。

今週の国際宇宙ステーション(ISS)

最初のISS構成要素打上げから4960日経過しました

第31次長期滞在クルー

オレッグ・コノネンコ(コマンダー、ロシア)、アンドレ・カイパース(ESA)、ドナルド・ペティット(NASA)宇宙飛行士のISS滞在は178日、ゲナディ・パダルカ(ロシア)、ジョセフ・アカバ(NASA)、セルゲイ・レヴィン(ロシア)宇宙飛行士のISS滞在は33日経過しました。

軌道上ではクルーの帰還に向けた準備を開始、地上では次のクルーが準備中

星出(左)宇宙飛行士ら第32次/第33次長期滞在クルー(出典:JAXA/GCTC)

星出(左)宇宙飛行士ら第32次/第33次長期滞在クルー(出典:JAXA/GCTC)

第30次/第31次長期滞在クルーのコノネンコ、カイパース、ペティット宇宙飛行士は、ソコル宇宙服の点検など、地上への帰還に向けた準備を開始しています。コノネンコ宇宙飛行士らは、ソユーズ宇宙船(29S)に搭乗して、7月1日に地上へ帰還する予定です。

コノネンコ宇宙飛行士らの帰還後、第32次/第33次長期滞在クルーの星出、サニータ・ウィリアムズ、ユーリ・マレンチェンコ宇宙飛行士を乗せたソユーズ宇宙船(31S)が打ち上げられる予定です。

星出宇宙飛行士らは、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センター(Gagarin Cosmonaut Training Center: GCTC)にて、ソユーズ宇宙船およびISSのロシアモジュールに関する打上げ前最後の集中訓練(飛行前訓練)をバックアップクルー3名とともに完了した後、6月19日から20日にかけて、最終関門となるそれぞれ1日がかりのシミュレーション試験に臨みます。この最終試験に合格すると、ロシア連邦宇宙局(FSA)により、31S搭乗クルーとして正式に承認されます。

最終試験に合格した後、星出宇宙飛行士らはモスクワにて短い休暇の取得や伝統的なセレモニーへの参加、医学検査などを行います。その後、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地へ移動して、打上げに向けた最終準備段階に入る予定です。星出宇宙飛行士らの搭乗するソユーズ宇宙船(31S)は、7月15日の打上げを目標としています。

※特に断りの無い限り日付は日本時間です。

Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約