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ISS・きぼうウィークリーニュース

ISS・きぼうウィークリーニュース第347号

2009年7月 7日

STS-127ミッションの準備状況

ETの燃料充填試験成功、STS-127ミッションの打上げは7月12日

燃料充填試験の様子(提供:NASA)

燃料充填試験の様子(提供:NASA)

GUCPの修理の様子(提供:NASA)

GUCPの修理の様子(提供:NASA)

GUCPの修理を行う技術者の様子(提供:NASA)

GUCPの修理を行う技術者の様子(提供:NASA)

米国時間7月1日、NASAケネディ宇宙センター(KSC)で、「きぼう」日本実験棟の最後の構成要素である船外実験プラットフォームと、船外実験装置などを搭載した船外パレットを国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶスペースシャトル・エンデバー号(STS-127ミッション)の外部燃料タンク(ET)の燃料充填試験が行われました。この試験は、水素ガスベントラインと外部燃料タンクの接続部であるGUCP(Ground Umbilical Carrier Plate)から、水素ガスの漏れがないことを確認するために行われました。

水素ガスベントラインは、液体水素タンク内で蒸発して生じる水素ガスを、射点から離れた場所まで安全に排出するためのシステムです。

6月の2回の打上げ機会において、エンデバー号の液体水素タンクに燃料を充填中にGUCPから水素ガスの漏れが発見され、打上げは2回とも延期されました。ガス漏れの原因はGUCPの取付け位置のわずかなずれによるものと考えられ、2回目の打上げ延期後、NASAの技術者らにより、ずれを補うための修理作業が行われました。

燃料充填試験は、7月1日午後7時52分から開始され、その後3時間にわたりガス漏れがないか監視されましたが、水素ガスの漏れは確認されませんでした。

燃料充填試験の成功により、エンデバー号は7月12日午前8時39分の打上げを目標に準備が進められています。

STS-127クルーは、米国時間7月7日にKSCに到着する予定です。STS-127ミッションの打上げに向けたカウントダウン作業は、7月9日午前11時00分から開始されます。

今週のきぼう

「きぼう」船内実験室運用開始から397日経過しました

マランゴニ対流実験の第2シリーズに向けた準備が進行中

液柱の内部に発生したマランゴニ対流の様子(2008年8月22日取得)(©JAXA/諏訪東京理科大学)

液柱の内部に発生したマランゴニ対流の様子(2008年8月22日取得)(©JAXA/諏訪東京理科大学)

「きぼう」日本実験棟では、「マランゴニ対流におけるカオス・乱流とその遷移過程」の第2シリーズの開始に向けた準備が、6月30日から7月2日にかけて行われました。引き続き、7月7日から8日にかけて、実験の準備や実験装置の機能確認作業が行われる予定です。

マランゴニ対流とは、水などの液体に生じる表面張力の強さが液体の温度や濃度差で変わることによって発生する流れです。地上では重力の影響で観察が難しいため、微小重力環境で流れの様子を詳しく観察し、その法則を明らかにすることがこの実験の目的です。

マランゴニ対流実験は、船内実験室にある流体実験ラックの流体物理実験装置(Fluid Physics Experiment Facility: FPEF)で行われます。

まず装置内の2枚のディスクの間でシリコーンオイルを円筒状の形(液柱)に伸長させ、次いで、液柱の両端の温度を制御して液柱に温度差を生じさせ、表面張力対流(マランゴニ対流)の発生を確認します。その後、FPEFに搭載された観測装置を用いて、流れの速さや方向が変化していく様子の画像や、液柱表面の温度分布などのデータを取得します。温度差の大きさや温度差の生じる速度など、条件を変えながら繰り返し実験を行い、マランゴニ対流の法則を解き明かすための実験データを収集します。

今週の国際宇宙ステーション(ISS)

最初のISS構成要素打上げから3882日経過しました

18Sのドッキングポート変更のための飛行を実施、若田宇宙飛行士が搭乗

ピアースに接近するソユーズ宇宙船(18S)(提供:NASA)

ピアースに接近するソユーズ宇宙船(18S)(提供:NASA)

第20次長期滞在クルーのISS滞在は、ゲナディ・パダルカ、マイケル・バラット両宇宙飛行士は101日、若田光一宇宙飛行士は111日、フランク・デヴィン、ロバート・サースク、ロマン・ロマネンコ宇宙飛行士は40日が経過しました。

7月1日、プログレス補給船(33P)がISSから分離しました。33Pは米国時間7月12日まで軌道上に残り、6月初旬に行われた船外活動で「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)に設置されたランデブ機器の試験を行う予定です。

7月3日にはソユーズ宇宙船(18S)のドッキングポート変更のための飛行が行われました。パダルカ、バラット、若田宇宙飛行士はズヴェズダ後方にドッキングしていた18Sに乗り込み、7月3日午前6時29分にズヴェズダから分離しました。その後、18Sは同日午前6時55分に、「ピアース」(ロシアのドッキング室)に再びドッキングしました。

18Sの移動は、米国時間7月24日に打ち上げられる予定のプログレス補給船(34P)のドッキングポートを空けるために行われました。この飛行で、若田宇宙飛行士は、ソユーズ宇宙船に搭乗した初めてのJAXA宇宙飛行士となりました。

※特に断りの無い限り日付は日本時間です。

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