


2J/Aミッション後のISS(2009年7月/提供:NASA)
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設される巨大な有人実験施設です。1周約90分というスピードで地球の周りを回りながら、実験・研究、地球や天体の観測などを行っています。
スペースシャトル「エンデバー号」では、機体の損傷点検や、飛行3日目の国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに向けた準備、船外活動で使用する宇宙服の点検などが行われました。
2月8日、野口宇宙飛行士は、「きぼう」ロボットアームの機器をSTS-130ミッションでの回収に備えて梱包する作業などを行いました。
プログレス補給船(36P)は、米国中部標準時間2010年2月4日午後10時26分(日本時間2010年2月5日午後1時26分)にISSへドッキングしました。
第22次長期滞在クルーのISS滞在は、ジェフリー・ウィリアムズ、マキシム・ソレオブ両宇宙飛行士は130日、オレッグ・コトフ、野口聡一、ティモシー・クリーマー宇宙飛行士は49日が経過しました。
クルーは、プログレス補給船(36P)のドッキングの監視や搭載された物品の移送作業、スペースシャトル・エンデバー号(STS-130ミッション)の到着に向けた準備などに忙しい日々を過ごしました。
36Pは2月3日午後0時45分にロシアのソユーズロケットによりカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、2月5日午後1時26分にISSへドッキングしました。野口宇宙飛行士は、他のISSクルーとともに、36Pのドッキングを監視しました。
ドッキング後には、36Pに搭載された物品をISSへ搬入する作業が行われました。野口宇宙飛行士は、36Pで輸送されたタンパク質結晶生成実験(JAXA PCG)のセルユニットを取り出し、写真撮影や点検作業を行った後、「きぼう」日本実験棟船内実験室の流体実験ラックにある蛋白質結晶生成装置(Protein Crystallization Research Facility: PCRF)にセルユニットを取り付ける作業を行いました。その後、JAXA PCG実験は2月5日夜に開始されました。
野口宇宙飛行士は、そのほか、船外活動ユニット(Extravehicular Mobility Unit: EMU)のサイズを調整する作業や船外活動を支援する機器の準備など、STS-130ミッションで予定されている船外活動に向けた準備作業、STS-130ミッションで地上に持ち帰る物資の梱包作業などを行いました。
NASAケネディ宇宙センター(KSC)周辺の天候不良により、当初の予定より1日遅れて2月8日午後6時14分に打ち上げられたエンデバー号は、2月10日にISSへドッキングする予定です。
野口宇宙飛行士らISSクルー5名は、STS-130クルー6名をISSに迎え、エンデバー号がドッキングしている約9日間の間に、「トランクウィリティー」(第3結合部)やキューポラの設置などの作業を、STS-130クルーとともに行います。
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