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ISS・きぼうウィークリーニュース

ISS・きぼうウィークリーニュース第340号

2009年5月12日

今週のきぼう

「きぼう」船内実験室運用開始から341日経過しました

JAXAの研究チームによるFACET実験、EPOなどを順調に実施

顕微鏡で取得されたFACET実験の結晶の画像(クA輅AXA)

顕微鏡で取得されたFACET実験の結晶の画像(クA輅AXA)

筑波宇宙センターでミッションの様子をモニタする石黒名誉教授(左)、逢坂教授(右)

筑波宇宙センターでミッションの様子をモニタする石黒名誉教授(左)、逢坂教授(右)

飛天プロジェクトを行う若田宇宙飛行士

飛天プロジェクトを行う若田宇宙飛行士

LEDが点灯し回転しているSpiral Top

LEDが点灯し回転しているSpiral Top

「きぼう」日本実験棟では、先端材料の結晶成長実験「ファセット的セル状結晶成長機構の研究(FACET)」が順調に行われています。実験は6月下旬まで行われる予定です。

4月29日と5月2日には、文化・人文社会科学利用(Education Payload Observation: EPO)パイロットミッション「ISS宇宙飛行士のMoon Score」が行われ、若田宇宙飛行士は、「きぼう」の窓から月を撮影しました。また、4月30日には「飛天プロジェクト」と「Spiral Top」が行われました。

微小重力空間での舞踏を行うことを目指した「飛天プロジェクト」代表研究者の石黒節子お茶の水女子大学名誉教授は、「私の身体は地上にありながら、イメージする頭の中はここ数年宇宙をさまよい続け、大変な日々でした。本日、若田さんのパフォーマンスでそれがひとつになり、感激いたしました」と語りました。

LEDが点滅する4本のアームを持つ独楽の回転が描く光跡を視覚化することを目的とした「Spiral Top」代表研究者の逢坂卓郎筑波大学教授は、「重りによって反転する動きは、コンピュータのシミュレーションだけで不安でしたが、それが実際にシミュレーションどおりに動いたので、満足しています。若田さんに感謝します」と語りました。

今週の国際宇宙ステーション(ISS)

最初のISS構成要素打上げから3826日経過しました

32PがISSから分離、33Pは5月13日にISSへドッキング予定

プログレス補給船(33P)の打上げ(クA軻SA)

プログレス補給船(33P)の打上げ(クA軻SA)

第19次長期滞在クルーのISS滞在は、ゲナディ・パダルカ、マイケル・バラット両宇宙飛行士は45日、若田光一宇宙飛行士は55日が経過しました。

クルーはプログレス補給船(32P)の分離とプログレス補給船(33P)のドッキングに向けた準備などに忙しい日々を過ごしました。

32Pは、5月7日午前0時18分にISSから分離しました。32Pは、プラズマ環境の計測実験を行った後、米国時間5月18日に軌道離脱を行い大気圏に再突入する予定です。また、33Pは、5月8日午前3時37分にロシアのソユーズロケットにより、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられました。33Pは、5月13日午前4時23分にISSへドッキングする予定です。

なお、5月11日午後5時58分、ISSは、1998年に最初の構成要素である「ザーリャ」(基本機能モジュール)が打ち上げられてから、軌道上周回数6万回目を迎えました。

トピックス

スペースシャトル・アトランティス号(STS-125)打上げ成功

アトランティス号(STS-125)の打上げ(提供:NASA)

アトランティス号(STS-125)の打上げ(提供:NASA)

ハッブル宇宙望遠鏡の修理を行うスペースシャトル・アトランティス号(STS-125)は、5月12日午前3時01分にNASAケネディ宇宙センター(KSC)から打ち上げられました。

STS-125ミッションでは、約11日間のミッション期間中、軌道上で5回の船外活動が行われ、ハッブル宇宙望遠鏡の修理を完了する予定です。

なお、アトランティス号の救援機としてKSCの39B射点に待機しているスペースシャトル・エンデバー号は、待機解除後、STS-127(2J/A)ミッションに向けて39A射点へ移動する予定です。

STS-127(2J/A)ミッションでは、「きぼう」の最後の構成要素である船外実験プラットフォームと船外パレットがエンデバー号に搭載されてISSへ運ばれます。また、ISSに長期滞在中の若田宇宙飛行士は、エンデバー号に搭乗して地上へ帰還します。STS-127(2J/A)ミッションの打上げ目標日時は、6月13日午後8時19分です。

※特に断りの無い限り日付は日本時間です。

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