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ISS・きぼうウィークリーニュース

ISS・きぼうウィークリーニュース第324号

2008年12月24日

トピックス

古川宇宙飛行士のISS長期滞在決定!

ISS長期滞在訓練時の古川宇宙飛行士(クA輅AXA/GCTC)

ISS長期滞在訓練時の古川宇宙飛行士(クA輅AXA/GCTC)

古川聡宇宙飛行士が、ISS第28次/第29次長期滞在クルーとして国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在することが決定しました。

古川宇宙飛行士は、日本および国際パートナーの科学実験をはじめとする宇宙環境の利用に重点をおいた活動をISSで行うことになります。滞在時期は2011年春頃から約6ヶ月間を予定しています。今後、「きぼう」をはじめとしてISSの各施設の運用および科学実験に必要な訓練を行うとともに、ソユーズ宇宙船搭乗に必要な訓練を実施する予定です。

古川宇宙飛行士の抱負や、他の日本人宇宙飛行士から寄せられたコメントなどは以下のページをご覧ください。

第6回航空機による学生無重力実験コンテスト 実験を実施

航空機無重力実験に参加した学生の様子(航空機内での装置調整)

航空機無重力実験に参加した学生の様子(航空機内での装置調整)

12月11、12および17、18日の合計4日間にわたり、航空機による学生無重力実験コンテストが行われ、前半は東京大学、東京学芸大学、筑波大学、後半は千葉大学、神戸大学の学生の皆さんが参加しました。

実験に参加した学生の皆さんは、微小重力状態を作り出すパラボリックフライト(放物線飛行)中、慣れない環境での実験機器の操作や調整などに苦労しながらもやりがいを感じていた様子でした。

参加者からは、飛行機の揺れなど、微小重力以外の要素を考慮した実験装置の開発も重要だ、との感想もありました。

今週のきぼう

「きぼう」船内実験室運用開始から202日経過しました

「きぼう」での実験「氷結晶成長におけるパターン形成」は順調に進行中

「きぼう」日本実験棟では、「氷結晶成長におけるパターン形成」(代表研究者:北海道大学低温科学研究所 古川義純教授)の実験が順調に行われています。

この実験は、対流のない微小重力ならではの環境を使って氷の結晶を成長させ、その様子を観察することで、氷の結晶成長過程に対する理解を深め、多くの物質の結晶成長の仕組みを理解することにも役立ちます。

「きぼう」での実験は、軌道上のクルーと地上の人々の休暇のため、12月27日から一時中断となります。実験の再開は2009年1月5日からの予定です。実験の詳細や、今後の予定については以下のページをご覧ください。

今週の国際宇宙ステーション(ISS)

最初のISS構成要素打上げから3687日経過しました

クルーは次のミッションに向けたISSのリブーストや船外活動を実施

船外活動を行うロンチャコフ宇宙飛行士(提供:NASA)

船外活動を行うロンチャコフ宇宙飛行士(提供:NASA)

第18次長期滞在クルーのISS滞在は、マイケル・フィンク、ユーリ・ロンチャコフ両宇宙飛行士は71日、サンドラ・マグナス宇宙飛行士は38日が経過しました。

12月17日、プログレス補給船(31P)によるリブースト(軌道上昇)が行われました。このリブーストは、スペースシャトル・ディスカバリー号(STS-119)およびプログレス補給船(32P)のドッキングに向けた準備と、ソユーズ宇宙船が「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)後方にドッキングしている時に、プログレス補給船の胴体中央部のスラスタを使用してデブリ回避マヌーバ(軌道制御)が実施できるかどうかを確認するための試験として行われました。

12月23日には船外活動が実施され、フィンク、ロンチャコフ両宇宙飛行士は、ロシアのオーラン宇宙服を着用して、船外実験装置の回収、新しい船外実験装置の取付けなどを行いました。

そのほか、水再生システム(Water Recovery System: WRS)の機能確認、処理された水のサンプルの取得と分析、クルーの個室2台の機能確認などが行われました。

※特に断りの無い限り日付は日本時間です。

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