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ISS・きぼうウィークリーニュース

ISS・きぼうウィークリーニュース第302号

2008年7月15日

きぼうトピックス

「きぼう」運用開始から40日経過しました

船内実験室で作業を行うグレゴリー・シャミトフ宇宙飛行士(提供:NASA)

船内実験室で作業を行うグレゴリー・シャミトフ宇宙飛行士(提供:NASA)

「きぼう」日本実験棟船内実験室では、実験開始に向けた準備が進められています。7月7日、船内実験室の内部熱制御系(Internal Thermal Control System: ITCS)で、冷却水の水質を検査するためにサンプル採取が行われました。この検査は、冷却水内に含まれる、配管の腐食の原因となる微生物の増加などを確認するためのものです。また、7月7日から8日にかけて、細胞培養実験ラックおよび流体実験ラックの電力ケーブルなどの接続、画像取得処理装置(Image Processing Unit: IPU)の設定などが行われました。

7月11日と16日の船外活動では国際宇宙ステーション(ISS)が一時的に無人となり、「きぼう」の運用を地上からの管制のみで行うことに備えて、7月8日、誤作動を防ぐために船内実験室のシステムラップトップ端末(System Laptop Terminal: SLT)の電源が落とされました。また、地上からの船内実験室内のカメラによる確認などを容易にするため、システムラックや実験ラック、内部照明の電源スイッチがオンの状態であることが確認されました。そして、7月9日に船内保管室および船内実験室のハッチが閉じられました。ハッチが再び開かれるのは7月16日の予定です。

そのほか、地上でも軌道上実験の開始に向けた準備が進んでいます。7月10日には、軌道上で最初に開始されるマランゴニ対流に関する実験の運用シミュレーション訓練を行いました。今後、実験ラックの起動や実験装置の初期検証などを行った後、8月下旬頃から実験が開始されます。

第18次長期滞在クルー記者会見

記者会見を行う若田(右)、野口(右から2番目)宇宙飛行士らクルー5名

記者会見を行う若田(右)、野口(右から2番目)宇宙飛行士らクルー5名

7月9日、ISSの第18次長期滞在に向けた訓練のために来日中の若田宇宙飛行士ら第18次長期滞在クルー3名と、野口宇宙飛行士らバックアップクルー2名の、計5名による記者会見が筑波宇宙センター(TKSC)で行われました。

若田宇宙飛行士は、「過去2回の飛行の経験とこれまでの訓練の成果を生かし、「きぼう」の完成とISS計画の成功に力を尽くしたい」と抱負を語りました。

今週の国際宇宙ステーション(ISS)

最初のISS構成要素打上げから3525日経過しました

第17次長期滞在クルーのISS滞在は96日(グレゴリー・シャミトフ宇宙飛行士は42日)経過しました

ISS動向

船外活動を行うヴォルコフ(左下)、コノネンコ(右上)両宇宙飛行士(提供:NASA)

船外活動を行うヴォルコフ(左下)、コノネンコ(右上)両宇宙飛行士(提供:NASA)

第17次長期滞在クルーのセルゲイ・ヴォルコフ、オレッグ・コノネンコ、グレゴリー・シャミトフ宇宙飛行士は、船外活動の準備や実施などに忙しい日々を過ごしました。

7月11日の船外活動では、ヴォルコフ、コノネンコ両宇宙飛行士は、ロシアのオーラン宇宙服を着用して、ソユーズ宇宙船(16S)の点検や分離ボルトの回収などを行いました。船外活動の間、シャミトフ宇宙飛行士はソユーズ宇宙船(16S)内で待機したため、ISS船内は一時的に無人の状態となりました。

7月16日に予定されている船外活動では、将来のロシアモジュールの取付けに備えた作業などが行われます。この船外活動は7月16日午前2時10分頃から開始されます。

インフォメーション

星出彰彦宇宙飛行士およびSTS-124(1J)ミッションクルーによる報告会開催のお知らせ

JAXAは、東京、つくば、名古屋の3会場で、星出宇宙飛行士およびSTS-124(1J)ミッションクルーによる報告会を開催します。参加申込みは先着順となっております。皆様のご参加をお待ちしております。

※特に断りの無い限り日付は日本時間です。

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