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2018年9月21日
いや〜、空振りに終わりましたが、先週末の種子島出張に引き続き、今週は、日仏交流160周年の宇宙開発に関するイベントがいろいろとあって、すっかりご無沙汰してしまいました(言い訳)、スミマセン。
1日遅れてしまいましたが、昨日9月20日は、「空の日」でした。
1910年に、今の代々木公園のあたりで日本で初めての動力飛行が行われた記念日なのだそうです。飛行したパイロットの徳川・日野両大尉は、なんと、フランスの飛行学校で訓練を受けて、この偉業を達成されたということです。そう考えると、日本の航空宇宙分野の歴史の始まりに、日仏の交流(というか、フランスの協力)があったということになります。
今回の日仏友好の宇宙開発に関連するイベントのために来日してくれたトマ・ペスケ宇宙飛行士も、もともとエアフランスに勤務していたエアラインのパイロットですから、こんなところにも、日仏の不思議なご縁があるように思えます。
わたしの母校は埼玉県所沢市にあり、大学在学中も、卒業後の研修期間中も長く住んでいました。近所の所沢記念公園にある博物館にはいろいろな航空機が展示されていたり、最寄り駅前には国産航空機のYS-11が保存されています。
これは、もともとこの地に日本で最初の飛行場があったことにちなむもので、前述の徳川好敏大尉も、フランス製のアンリ・ファルマン複葉機による飛行を、ここで行ったのだそうです。
学生時代の当時は、まさか自分が宇宙開発の分野で仕事をするとは夢にも思っていませんでしたが、もしかしたら、普段生活していた周囲の環境が、無意識のうちに大空や宇宙へのあこがれや親しみを醸成してくれたのかもしれません。
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