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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

翔べ!ソユーズ

2017年9月 4日

現在、宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに往復するために、ロシアのソユーズ宇宙船を使っています。
3人乗りの、この宇宙船の初飛行は、何と50年前!以降、少しずつ改良が加えられており、現在はMSシリーズという宇宙船が運行されています。(詳しくは、コチラ
昨年、国際宇宙ステーションに長期滞在した大西宇宙飛行士が、このMSシリーズの初号機に搭乗しました。


ソユーズ宇宙船の外観は、みたらし団子のように、おおまかに3つの区画(モジュール)に分かれています。
宇宙船の進行方向に向かって先端にある区画(モジュール)は、「居住モジュール」と呼ばれ、内部には、トイレや、飲料水のタンク、食料を納めた棚などが設置されています。ソユーズ宇宙船の打上げから宇宙ステーションへの到着まで、最近は、約6時間という超短時間のランデブーが標準となりつつありますが、これまでは、2日間(48時間)ほどかかるのが一般的でした。この2日間ランデブーを行う場合には、この「居住モジュール」で休憩や仮眠をとることができます。
また、「居住モジュール」の外側には「ドッキング機構」があるのも重要です。当たり前かもしれませんが、これにより、ドッキングした後は、ハッチを通って、国際宇宙ステーションの内部に移動することができます。


真ん中にある区画(コンパートメント)は、「帰還モジュール」と呼ばれます。その名の通り、宇宙飛行士が帰還するときには、その他のモジュールは分離され、「帰還モジュール」のみがパラシュートによって地上に戻ってくるのです。
「帰還モジュール」の内部には、3人の宇宙飛行士のための座席と共に、宇宙船の操作パネルやハンドコントローラーが設置されている、いわばコクピット。帰還する時だけでなく、打上げの際も、ドッキングの際も、ソコル宇宙服に身を包んだ3人の宇宙飛行士が座席について、宇宙船の運行にたずさわります。
3つ目のモジュールは「推進モジュール」と呼ばれます。この部分には、宇宙船の主エンジン、太陽電池パネルやバッテリー、酸素や燃料・酸化剤のタンクなどが搭載されています。宇宙飛行士が立ち入る区画ではありません。



 
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