サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター
宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

2016年11月16日

今日から走るときの負荷を体重の65%⇒75%に上げました。

元々の予定では80%のはずでしたが、もう少し慎重に上げていくことになりました。

10%の違いでも、結構膝にきますね。

今日のデブリーフィングは、宇宙食関連と船外活動に関してでした。

船外活動のデブリーフィングは白熱した意見交換が行われ、予定していた時間を少しオーバーしました。

ケイトは船外で作業を行った経験から、私は船内で支援役を務めた経験から、それぞれコメントや反省、アドバイスを行いました。

どんな内容を話しているかと言いますと・・・
飛行前の地上での訓練は十分だったか、という質問に対しては、私の経験から船外活動服へのSAFER(小型推進装置)の取り付けの部分はもう少し訓練で練習しておきたかったと伝えました。

さて、添付のリンクは私がISSで実験作業を担当し、私と共にソユーズで帰還したタンパク質の結晶生成実験のサンプルの解析に関する速報です。
サンプルの6割弱で、良い結晶が得られたそうです。

今回の実験は、打ち上げ日程の変更に伴い10日程度という従来よりもかなり短い期間で行われましたが、臨機応変な対応で今後の詳細な解析につなげられる結晶が得られたのは良かったです。

結晶化に至らなかったサンプルについても、その原因を追究することで今後のサンプルの選定や地上での準備の最適化につなげることが出来るでしょう。

「きぼう」で行ったタンパク質結晶化実験の観察結果(速報)!!



 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency サイトポリシー・利用規約