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宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター
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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

2016年7月14日


7/13

今日も忙しい1日でした。

今日のメインの仕事は、「きぼう」のメンテナンス作業です。
火災を検知するための、煙感知器の清掃を行いました。

「きぼう」で使用されているのは、光学式の煙感知器です。
空気中に煙が発生すると、不純物で光を透過しにくくなるので、それを利用して感知します。
無重力では煙は空気の流れに乗って移動するので、一番効率よく煙を検知できるのは、空気のダクトの近く。
というわけで、この煙検知器にアクセスするためには、パネルを外してダクトを外し、ラックを回転させるという手間が生じます。

ようやくアクセスした煙検知器を慎重に取り外して、窒素ガスを吹き付けて溜まったゴミを取り除きます。
そうして綺麗になったものをまた元の位置に取り付け、ラックやダクトを全て元通りに戻してタスク完了です。

宇宙で仕事をするようになって数日経ちましたが、日々勉強です。
効率的に仕事をするにはどうすればよいか。
工具や道具をどこに置いて、どんな体勢で作業をするのが良いか。
色々と考え考え、工夫しながら仕事をするのが楽しいです。

工具を使うには、体勢が安定していないといけませんが、両足を使って身体を2箇所でうまく固定する必要があります。
また、体勢を変えつつ作業しやすい体勢を探していきます。
ぜひ写真で、その奮闘振りを見てみてください(^^)



 
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