トップページ > JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在 > 大西卓哉宇宙飛行士 > 大西宇宙飛行士ISS滞在日記 > 9月 > 02日
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
2016年9月 2日
9/1
今日の船外活動は大成功でした。
ジェフもケイトも、素晴らしかったです。
コンビでの2回目の船外活動とあって、息もピッタリでした。
予定されたタスクを早めに終えて、追加のタスクも2つ完了という圧巻の内容です。
私も船内支援クルーとしてしっかりと務めを果たせたかなと思います。
ロボットアームは、先日のドラゴン宇宙船のリリース操作はあっという間に終わりましたが、沢山動かせたので満足です(^^)
もちろん人を乗せて動かすのは初めてでしたので、最初はおっかなびっくりでした。
まずジェフがアームの先端に足場を設置してから乗り移るのですが、その間、ブレーキをかけているにも関わらずアームが揺れるの何の。
こんなに揺れて大丈夫なのかと心配になりましたが、むしろそうやって揺れることで衝撃を緩和しているのかもしれませんね。
耐震構造みたいな??
動かし始めと止まるときは、特に注意して慎重に操作したつもりですが、モニター越しにジェフの体が反動で揺れているのを見て、ちょっと操作が急だったかと反省することもしきりでした。
このあたりの感覚はシミュレーターではどうしても体感できないので、貴重な経験だったと思います。
でも今日の操作を通じて、改めて訓練の大切さを感じました。
シミュレーターでの自習で色々なカメラアングルを試して、自分なりに工夫してカメラのセッティングを決めていきましたが、そのシミュレーターで見ていた通りの光景が実際のモニターに映し出されているのを見て、落ち着いて臨むことが出来たように思います。
ISSの下側についているカメラのアップグレードを終えたあと、今度は上側についているカメラまでジェフを運んだのですが、そういう大きな動きは大抵アームを自動操縦に任せます。
お陰で、私はその間障害物とのクリアランス(間隔)やカメラでの追尾に集中出来ます。
一旦大きく上に回してからカメラに近づけたのですが、アームの上から地球をバックにISSを見下ろした光景は、大ベテランのジェフをも興奮させていました。
さぞかし絶景だったに違いありません。
あとでケイトが言っていてなるほどと思いましたが、あの瞬間、間違いなく全人類で最も高いところにいた人間は彼でしょう。
アームに乗って移動している間は、クルーはすることがないので、写真マニアのジェフは写真撮りまくってましたね(笑)
「きぼう」の写真も最低1枚は撮ってきてとお願いしてあったのですが、結構沢山撮ってくれたみたいで、データを見せてもらうのが楽しみです!
第48次長期滞在も残すところあと4日間ですが、その最後を飾るに相応しい大仕事をチーム全員で成し遂げることが出来ました。
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | サイトポリシー・利用規約 |