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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

2016年10月10日

10/10

先週は長時間露光の夜景撮影がマイブームでした。
ISSは約90分に1回地球の周りを周っているので、昼と夜が90分に1回ずつ訪れます。
夜の間中、キューポラにセットしたカメラで自動撮影しておいて、あとでその結果を見るという感じです。
少しずつフレーミングやセッティングを変えていって、その結果を見てまた微調整という気長な作業ですが同じセッティングでもほんのちょっとの光の違いで全く違った雰囲気の写真になるのが難しくもあり、面白いところだなと思いました。
色々なISSのモジュールを背景に撮影しましたが、一番しっくりきたのは「きぼう」やソユーズを背景にしたパターンでした。

今日の写真は、その中からいくつかピックしたものです。
いくつかのバリエーションをお楽しみください。

1枚注目して頂きたいのは、「きぼう」の下に、他の星の光跡とは異なる2筋の光が写っている写真です。
最初、「流れ星かな?」と思ったのですが、流れ星は大気に突入して燃え尽きる時に光るので、位置が高すぎます。
前後のタイミングで撮影した写真にも写っているので、ISSの軌道とは違う軌道で周回している人工衛星か惑星か・・・
その正体が気になります(; ・`д・´)

そうそう、昨日やっと10日間の活動計による記録が終わったのですが、注目の診断結果はやっぱり9割くらいの時間、ベッドに横になっているというものでした。
予想通りです(笑)

今週は宇宙医学研究のデータ取りが多いですね。
明日と明後日はほぼ終日、例のFluid Shift(体液シフト)研究です。
明日は朝早くから、唾液や尿、血液の採取がお昼頃まで続きます。
決められた時間に採取する必要がある、2回の採血がポイントですね。

ケイト、ファイト! ╭( ・ㅂ・)و ̑̑   (←オイ)


こちらがその2筋の光





 
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