ISS・きぼうタイムズ -2019年4月号-
最終更新日:2019年4月26日
こんにちは、ISS・きぼうタイムズです。
「平成」も残すところあと数日です。この31年の間に「きぼう」が完成し、たくさんのJAXA宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに長期滞在しました。次の「令和」ではわたしたちが宇宙に行ける時代かもしれないですね。
さて明日から10連休を過ごす方も多いと思います。お時間のある方は「きぼう」を見ように挑戦してみてはいかがでしょうか。素敵なお写真も、お待ちしております!
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では、4月の国際宇宙ステーションや「きぼう」日本実験棟に関するニュースをお届けします。
【今月の「ISS・きぼう」ヘッドラインニュース】
MAXIが第2の草食系ブラックホールを発見? 非常に明るいブラックホールX線新星MAXI J1820+070の観測成果が米国の宇宙物理学専門誌に掲載!(2019年4月4日)
愛媛大学の志達めぐみ教授、理化学研究所の中平聡志研究員、及び国内他機関から構成される研究グループらは、全天X線監視装置(MAXI)を用いてブラックホールX線新星MAXI J1820+070を発見しました。また、その一連の観測成果をまとめた論文が米国天体物理学専門誌「アストロフィジカルジャーナル」への掲載が決定しました。
タンパク質結晶生成実験(第3期シリーズ第4回実験)を開始しました(2019年4月5日)
実験機材及び実験サンプルは4月4日にプログレス補給船(72P)で打ち上げられ、4月5日に宇宙飛行士により「きぼう」船内実験室の恒温槽に設置されました。今後、20℃で温度制御しながら結晶成長させ、6月下旬にソユーズ宇宙船で実験サンプルを地上に回収する予定です。
第48回日本産業技術大賞の贈賞式に出席しました(2019年4月5日)
4月3日、経団連会館にて第48回日本産業技術大賞贈賞式が行われ、「HTV搭載小型回収カプセルの開発」で、永岡文部科学副大臣から文部科学大臣賞を授与されました。なお、本賞はJAXAを含む9社の合同受賞です。
第48回日本産業技術大賞贈賞式の様子
[プレスリリース]国際宇宙探査ミッションへのブリヂストンの参画発表にあたり(JAXA理事 若田光一)(平成31年4月11日)
トヨタとJAXAが進めている有人与圧ローバの検討に、ブリヂストンが新たなチームメイトとして参画することになり、大変うれしく思います。
月面のレゴリス地盤を1万km以上走行する有人与圧ローバにとって、接地体は重要な技術の一つであり、ブリヂストンが有する技術を活用して、より一層、検討を深めていきたいと思っています。
そのほかの4月のISS・きぼうに関するニュースは以下をご覧ください。
トピックス記事一覧
【JAXA宇宙飛行士最新情報】
野口宇宙飛行士&星出宇宙飛行士Twitterでは、本人たちがミッションに向けた訓練や日々の生活について等、様々なことを発信しています。フォローして、チェックしてみてくださいね!
野口聡一(@Astro_Soichi)
星出彰彦(@Aki_Hoshide)
【イベント・メディア情報】
★イベント情報★
筑波宇宙センタープラネットキューブ企画展 「油井画伯展」(2019年3月6日~6月4日)
油井宇宙飛行士が本人公式ツイッターで紹介している国際宇宙ステーションから撮影した壮大な宇宙画像と、本人が描いた星座のイラストのコラボレーションを、星座にまつわるストーリーと共にご紹介いたします。是非、ご覧ください。
日時:2019年3月6日(水)~6月4日(火)10時~17時
会場:JAXA筑波宇宙センタープラネットキューブ(入場無料)
そのほかのイベント・メディア情報は以下をご覧ください。
メディア・イベント情報
【今月の1枚】
今月は「きぼう」10周年を迎える年に素敵な1枚をご紹介します。
今月の「ISS・きぼうタイムズ」いかがでしたか?次回の発行は5月末頃を予定しています。
発行者:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門
宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター
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