タンパク質結晶生成実験（第3期シリーズ第4回実験）を開始しました

「きぼう」日本実験棟を利用する高品質タンパク質結晶生成実験（Protein Crystal Growth: PCG）の第3期実験シリーズ第4回実験を開始しました。実験機材及び実験サンプルは平成31年4月4日午後8時1分（日本時間）にプログレス補給船（72P）にて打ち上げられ、4月5日に宇宙飛行士により「きぼう」船内実験室の恒温槽に設置されました。今後、20℃で温度制御しながら結晶成長させ、6月下旬にソユーズ宇宙船で実験サンプルを地上に回収する予定です。

今回のタンパク質実験の利用機関は表1のとおりです。

表1 基盤研究利用コース（技術開発含む）参加機関一覧（敬称略、五十音順）

No.	提案者	所属機関
1	阿部義人 准教授	九州大学
2	有竹浩介 教授	第一薬科大学
3	五十嵐圭日子 准教授	東京大学大学院
4	織田昌幸 教授	京都府立大学大学院
5	小田康祐 助教	広島大学大学院
6	北潔 教授	長崎大学
7	小松晃之 教授	中央大学
8	阪本泰光 准教授	岩手医科大学
9	田上貴祥 助教	北海道大学
10	中川敦史 教授	大阪大学 蛋白質研究所
11	中村照也 准教授	熊本大学大学院
12	韮澤悟 主任研究員	国際農林水産業研究センター
13	平野優 主幹研究員	量子科学技術研究開発機構
14	藤井郁雄 教授	大阪府立大学大学院
15	前田雄一郎 シニアリサーチフェロー	名古屋大学大学院
16	桝田哲哉 助教	京都大学大学院
17	森本幸生 教授	京都大学 原子炉実験所
18	吉田裕美 准教授	香川大学 総合生命科学研究センター