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NASAステータスレポート
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MSB : ミッションステータスブリフィーング
PLPC : Post Landing Press Conference(着陸後の記者会見)

第12回ステータスレポート
11月25日6:00amCST(11月25日9:00pm日本時間)

(以下カッコ内を日本時間とする)

 スペ−スシャトルコロンビアに搭乗している6人のクルーは、2人のクルーの船外活動によって、制御不能の衛星を捕捉し、将来、国際宇宙ステーションの運用に使用される設備と手順の評価を行った後、今朝5時46分CST(午後8時46分)に休息についた。

 スコット・土井両MSは、11月24日の月曜日午後6時02分CST(11月25日午前9時02分)に船外活動を開始、クレーゲル船長がスパルタン衛星の方向へシャトルを操縦する間に速やかにコロンビアのペイロード・ベイ内のMPESSへと注意深くおろし、午後9時23分CST(11月25日午後0時23分)、フリーフライヤは所定位置にラッチされました。

 スパルタンの再捕捉の終了をもって、スコット・土井両MSは、国際宇宙ステーションの組立・補修の間、軌道上交換ユニットを動かすために使用される予定のクレーン装置のセット・アップ及びテストの任務へと移りました。

 クレーンがペイロート・ベイの左舷のホルダーに設置されたあと、スコットMSがバッテリを模擬した大型ORUと運搬装置を右舷へと動かす間に、土井MSはクレーンの運用特性を評価するテストを行いました。500ポンドのバッテリと運搬装置は、運用能力の評価を行うためにクレーンの先瑞におかれています。

 その後、土井MSとスコットMSはバッテリ・ユニットとクレーン設備を収納しました。
 船外活動の終盤、コロンビアのエアロックに再び入る直前、土井MSは故郷に日本語でメッセージを送りました。

 スコットMSが彼に続いた後、外側ハッチか閉まり、エアロックが再加圧され、午前1時45分CST(午後4時45分)、7時間43分に及ぶ船外活動は終了しました。
 スコットMSは、1996年1月のシャトルミッションで行った船外活動を含め、船外活動時間は14時間36分となりました。
 なお、初飛行中である土井MSは船外活動を行った最初の日本人となります。

 STSー87のクルーは、ミッション・コントロールからのウェイクアップ・コールを本日午後1時46分CST(11月26日午前4時46分)に受け、FD7の活動を開始する予定でいます。

 コロンビア号は、システム上全く問題なく、完璧な飛行を続けています。


出典:http://spaceflight.nasa.gov/shuttle/archives/sts-87/reports/


Last Updated : 1997.12. 8


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