このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
スペースシャトル「エンデバー号」は、NASAケネディ宇宙センター(KSC)の39A発射台より打ち上げられます。
打上げ後、オービタは以下の流れで初期軌道に投入されます。
約2分後 ↓ |
固体ロケットブースタ(Solid Rocket Booster: SRB)の分離 |
約8分30秒後 ↓ |
メインエンジン(Space Shuttle Main Engine: SSME)の停止 |
約8分50秒後 ↓ |
外部燃料タンク(External Tank: ET)の分離 |
約40分後 | 軌道制御システム(Orbital Maneuvering System: OMS)のエンジンを噴射し初期軌道に投入 |
上昇時には、ETに設置したテレビカメラからリアルタイムの映像が送られます。
ET分離時には、オービタの腹部に装備したデジタルカメラのほか、クルーが手持ちのビデオカメラとデジタルカメラを使ってET分離後の撮影を行います。今回のミッションは打上げが深夜(午前2時28分(米国東部夏時間))となるため、オービタ腹部のデジタルカメラに装備されたフラッシュを使用しての撮影となります。
映像は、断熱材の剥離の有無を確認するために非常に重要なデータであるため、軌道投入後、直ちに地上へ送信され解析されます。
打上げ約45分後より、船内を打上げ時の状態から軌道上運用状態へ変更する作業や、与圧服(オレンジスーツ)から普段着への着替えなどが行われます。
また、ペイロードベイ(貨物室)ドアを開放し、ラジエターパネルを展開します。Kuバンドアンテナを展開・起動することで、映像や大容量のデータを地上に送信することができるようになります。
スペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)に搭載された「きぼう」日本実験棟船内保管室の冷却による結露を防ぐため、船内保管室はペイロードベイ(貨物室)から取り出されるまでの間、スペースシャトルからヒータ電力の供給を受けます。
初日は打上げの約6時間後に就寝します。
(写真、画像は全てNASA提供)
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |