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膨張硬化構造物実験装置(Rigidizable Inflatable Get-Away-Special Experiment: RIGEX)は、宇宙で硬質構造と膨張構造の実験とデータ収集を行うための実験装置です。実験では、膨張構造チューブを加熱して膨張させ、その後冷却して硬化させて、硬化構造チューブへと変化させます。
RIGEXは、スペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)側面に設置されたペイロード放出キャニスタ(Canister for All Payload Ejection: CAPE)内に搭載されて打ち上げられ、実験はペイロードベイ(貨物室)内で行われます。
飛行13日目と14日目のクルーの就寝前に、土井宇宙飛行士が船内からRIGEXコンピュータとヒータの電源を投入します。実験は、飛行13日目と14日目のクルーの就寝中にコンピュータプログラム制御で実施されます。
近年の宇宙開発においては、打上げ時に小型で打ち上げ、軌道上で大型に変化させることができる素材の研究開発は、打上げ経費の節減や、将来の宇宙機材の需要の観点から注目されています。
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