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「きぼう」日本実験棟の打上げ第3便にあたる2J/A(STS-127)ミッションに向け、2008年9月8日から9月12日にかけて、筑波宇宙センター(TKSC)にて、2J/Aミッションクルーを対象に、2J/Aミッションで実施する「きぼう」組立て作業に関わる訓練が行われました。
訓練は、ミッション中の作業の確認や「きぼう」のシステム、搭載機器の運用に加え、2J/Aミッションで国際宇宙ステーション(ISS)に打ち上げる船外実験プラットフォームの船内実験室への取付けに関わる作業や、船外パレットから船外実験プラットフォームへの実験装置の移設、移設に使用するロボットアームの運用などについて、講義やシミュレータ、モックアップ(実物大模型)を使用して行われました。
訓練中には、運用管制チーム(JAXA Flight Control Team: JFCT)と合同で、2J/Aミッション中に実施する衛星間通信システム曝露系サブシステム(Inter-orbit Communication System Exposed Facility subsystem: ICS-EF)の移設作業を模擬したシミュレーション訓練も実施し、JFCTとの連携を深めました。シミュレーション訓練には、TKSCで訓練を行っていたISS長期滞在クルーの若田宇宙飛行士とバックアップクルーの野口宇宙飛行士、2J/Aミッションで若田宇宙飛行士と交代するティモシー・コプラ宇宙飛行士とバックアップクルーのティモシー・クリーマー宇宙飛行士も参加しました。また、2J/Aクルーは、9月11日、若田宇宙飛行士らISS長期滞在クルーとともに記者会見を行いました。
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