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国際宇宙ステーション(ISS)

ISSの運用

最終更新日:2016年01月04日

国際協力によるISSの運用

「きぼう」日本実験棟の運用管制室

「きぼう」日本実験棟の運用管制室

国際宇宙ステーション(ISS)は、1998年に宇宙での建設が始まり、2011年7月に完成しました。2000年11月からは3名の宇宙飛行士がISSに滞在を開始し、現在6名体制で運用を行っています。

米国がISS全体の運用について調整を行い、米国、ロシア、日本、欧州(ESAの11ヶ国)、カナダの各国・機関がそれぞれ開発したISSのシステムや装置を、責任をもって運用します。

ロシア以外の国際パートナとISS間の通信連絡は、米国のホワイトサンズ地上局と米国のデータ中継衛星(TDRS)を経由して行われます。日本は独自に開発中のデータ中継技術衛星(DRTS)も使用しますが、主として膨大な実験データを地上に送信するために使用します。これにより高額の国際通信回線料金を節約することが出来ます。ロシアはロシア国内の衛星追跡局を活用し、ISSとの直接交信が可能な時間帯にのみISSとの通信連絡を行い、TDRS はバックアップとして使用します。

ISSは軌道・姿勢制御や電力、内部環境などをコントロールする「システム運用」と、搭載されている研究実験用の各種機器をコントロールする「実験運用」のふたつの面から運用されます。

各国機関のISS運用

各国機関のISS運用の概要については、以下のページをご覧ください。

米国:NASA
NASA
NASAのジョンソン宇宙センター(JSC)、マーシャル宇宙センター(MSFC)、ケネディ宇宙センター(KSC)、ホワイトサンズ地上局の4カ所の施設で、分担してISSの運用を実施します。
ロシア:国営宇宙公社ロスコスモス(ROSCOSMOS)
ROSCOSMOS
モスクワ郊外コロリョフの宇宙飛行管制センターでISSの運用を実施します。
欧州:欧州宇宙機関(ESA)
ESA
欧州宇宙機関(ESA)の11ヶ国が、ISS計画に参加しています。ドイツ航空宇宙センター(German Aerospace Center: DLR)の宇宙運用センター(German Space Operations Center: GSOC)で、「コロンバス」(欧州実験棟)の運用を実施します。
日本:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
JAXA
JAXAの筑波宇宙センター(TKSC)で、「きぼう」日本実験棟の運用管制を実施します。
カナダ:カナダ宇宙庁(CSA)
CSA
カナダ宇宙庁(CSA)で、ISSのロボットアーム(SSRMS: Space Station Remote Manipulator System)などのISS運用を実施します。
ワールドマップ

ISS運用を行う各国機関

 
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