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飛行9日目、「きぼう」日本実験棟船外パレットで運ばれた3つの船外装置が、船外実験プラットフォームに移設されました。
船外装置は全天X線監視装置(Monitor of All-sky X-ray Image: MAXI)、衛星間通信システム曝露系サブシステム(Inter-orbit Communication System-Exposed Facility subsystem: ICS-EF)、宇宙環境計測ミッション装置(Space Environment Data Acquisition equipment - Attached Payload: SEDA-AP)の順でひとつずつ移設され、MAXIは米国中部夏時間7月23日午前10時24分(日本時間7月24日午前0時24分)に、ICS-EFは午後1時53分(同7月24日午前3時53分)に、SEDA-APは午後4時00分(同7月24日午前6時00分)にそれぞれ取付けが完了しました。
移設作業は、「きぼう」ロボットアームによって行われました。「きぼう」ロボットアームは初の実運用となりました。
なお、SEDA-APの移設後、ICS-EFが起動され、JAXAのデータ中継技術衛星「こだま」(Data Relay Test Satellite: DRTS)を経由して筑波宇宙センター(TKSC)との間でデータ、画像および音声などの送受信を行うためのアンテナが、7月23日午後4時59分(同7月24日午前6時59分)に展開されました。
その他、JAXAによる生命科学実験「両生類培養細胞による細胞分化と形態形成の調節(Dome Gene)」の実験サンプルが入った低温実験用冷蔵庫(General Laboratory Active Cryogenic ISS Experiment Refrigerator :GLACIER)を、国際宇宙ステーション(ISS)からスペースシャトル「エンデバー号」のミッドデッキへ移送する作業も行われました。また、広報イベントや、飛行10日目の第4回船外活動に向けて、船外活動の手順確認およびキャンプアウトが行われました。
若田宇宙飛行士は、「きぼう」ロボットアームを操作して、全天X線監視装置(MAXI)を船外実験プラットフォームへ移設しました。
船外パレットから船外実験プラットフォームへ全ての船外装置の移設が終わると、若田宇宙飛行士は、「シャトルとISSクルー、ヒューストンと筑波の管制室によるチームワークは、素晴らしいものでした。」、「私もこのチームの一員となって働けてうれしいです。」、「皆様、本当におめでとうございます。」と地上の運用管制チーム、訓練チームに対してコメントを述べました。
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