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JAXAが行う「きぼう」日本実験棟や国際宇宙ステーション(ISS)での実験に関わる物資が打上げ/回収されます。
Microbe-I(「きぼう」における微生物採集-I)
ワイプや粘着シートを用いて、「きぼう」船内の表面を拭い地上へ回収します。地上において、ワイプに付着している微生物の分子生物学的解析を行います。
今回は、宇宙環境で実験しやすいように、表面を保湿する工夫が施されたワイプを打ち上げます。
Biological Rhythms(軌道上における簡易型生体機能モニター装置による医学データ取得)の補給用消耗品
デジタルホルター心電計を使用したISS搭乗飛行士の医学データ取得に必要な補給用消耗品を打ち上げます。
打ち上げる消耗品は、電極、心電データ記録用MMCカード、バッテリー、心電計固定バンド(使い捨て型)などです。
宇宙医学実験の医学データ
若田宇宙飛行士がISS 滞在中に、デジタルホルター心電計を用いて24 時間連続で心電データを記録するとともに、HDTV カメラで電極装着部位の皮膚の状態を撮影しました。
心電計で取得されたデータが記録されたMMCカードと、HDTVカメラで撮影した映像を収めたテープを地上に回収します。
Dome Gene 実験の実験サンプル
アフリカツメガエルの細胞を使って、からだを形作る組織形成や遺伝子の働きについて、人工重力のある環境と微小重力環境で比較する実験です。
実験は、「きぼう」の細胞培養装置(Cell Biology Experiment Facility: CBEF)およびクリーンベンチ(Clean Bench: CB)を使用して行なわれました。
このうち、人工重力下(1G)の実験サンプルを地上に回収します。
文化・人文社会科学利用パイロットミッションの撮影映像
下記の3つのテーマで撮影された映像を収めたテープを、地上に回収します。
おもしろ宇宙実験(Try Zero-G)に関する映像等
若田宇宙飛行士がISS滞在中に実施したおもしろ宇宙実験を撮影した映像を収めたテープを、地上に回収します。
ICE供試体
平成21年3月に終了した「氷結晶成長におけるパターン形成」(氷結晶成長実験)(代表研究者:北海道大学低温科学研究所古川義純教授)に使用した供試体について、温度を制御する機器の不調の原因を解析するために回収します。
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