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飛行8日目、第3回船外活動が米国東部夏時間7月22日午前10時32分(日本時間7月22日午後11時32分)から開始され、5時間59分にわたり行われました。
第3回船外活動では、「きぼう」日本実験棟船外パレットで運んできた船外装置を、「きぼう」ロボットアームで船外実験プラットフォームに移設するための準備や、P6トラスのバッテリ交換作業が行われました。
船外活動に先立ち、船外活動でのP6トラスのバッテリ交換の準備として、国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)で、曝露機器輸送用キャリア(Integrated Cargo Carrier-Vertical Light Deployable: ICC-VLD)を船外活動での作業場所まで移動させました。
P6トラスのバッテリ交換作業は、6台のうち4台の交換を予定していましたが、クリストファー・キャシディ宇宙飛行士の宇宙服内の二酸化炭素の濃度が上昇したため、2台の交換のみ行い、予定より早く船外活動を終了しました。残りの2台バッテリ交換は、第4回船外活動で実施される予定です。
そのほか、JAXAによる生命科学実験「両生類培養細胞による細胞分化と形態形成の調節(Dome Gene)」の実験サンプルを、低温実験用冷蔵庫(General Laboratory Active Cryogenic ISS Experiment Refrigerator: GLACIER)へ移送する作業も行われました。
第3回船外活動で、「きぼう」船外パレットで運んできた船外装置の船外実験プラットフォームへの移設準備として、衛星間通信システムの曝露系サブシステム(Inter-orbit Communication System Exposed Facility subsystem: ICS-EF)の断熱カバーの取外しや、宇宙環境計測ミッション装置(Space Environment Data Acquisition equipment - Attached Payload: SEDA-AP)の打上げ時固定具の解除が行われました。
船外パレットに搭載された船外装置は、飛行9日目に「きぼう」ロボットアームにより船外実験プラットフォームに移設される予定です。飛行12日目には、地上に持ち帰るために、船外パレットはスペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)に回収されます。
若田宇宙飛行士は本日、ロシア製エルゴメータによる運動を実施したほか、「きぼう」ロボットアームの手順書に関する作業、ティモシー・コプラ宇宙飛行士への、ISS長期滞在クルーの業務引継ぎなどを行いました。
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