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曝露機器輸送用キャリア(Integrated Cargo Carrier-Vertical Light Deployable: ICC-VLD)をモービルベースシステム(Mobile Base System: MBS)に仮置きする作業や、「きぼう」日本実験棟ロボットアームのカメラの較正、飛行6日目の第2回船外活動に向けた準備などが行われました。
ICC-VLDは、まずスペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)によりスペースシャトル「エンデバー号」のペイロードベイ(貨物室)から取り出されました。その後、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)に受け渡され、MBSのペイロード/軌道上交換ユニット把持装置(Payload and Orbital Replacement Unit Accommodation: POA)に仮置きされました。
当初、ICC-VLDをMBSに取り付ける作業は飛行6日目に予定されていましたが、飛行5日目にエンデバー号の機体の詳細検査が必要なくなったため、作業が前倒しで行われました。ICC-VLDには、ISS船外機器の予備品と、P6トラスの古くなったバッテリの交換品が搭載されています。
なお、「デスティニー」(米国実験棟)に設置されている米国のISSトイレ(Waste and Hygiene Compartment: WHC)が故障しました。現在、故障の原因究明作業が行われています。直るまでの間、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)とエンデバー号のトイレが使用されます。
「きぼう」船外パレットが取り付けられる船外実験プラットフォーム側装置交換機構(Exposed Facility Unit: EFU)の点検が行われ、正常であることが確認されました。
若田宇宙飛行士は、「きぼう」ロボットアームのカメラの較正作業を行いました。船外実験プラットフォームのターゲットマーカに「きぼう」ロボットアームの先端を接近させ、その時の各関節角度と設計値で分かっている角度を比較して較正を行いました。その後、「きぼう」ロボットアームのカメラで船外パレットの取付けを監視できる位置へ、「きぼう」ロボットアームを移動させました。その他、改良型エクササイズ装置(Advanced Resistive Exercise Device: ARED)の振動吸収装置4つのうち、亀裂があるひとつの振動吸収装置の交換作業を行いました。
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