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2007年11月下旬から12月中旬にかけて、筑波宇宙センター(TKSC)にて、「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームと、そこに搭載される装置の組合せ試験が行われました。組合せ試験とは、実際に装置を接続して適合性を確認する試験です。
2J/Aミッションで国際宇宙ステーション(ISS)に打ち上げられる「きぼう」の船外実験プラットフォームと船外パレットは、2008年度前半にNASAケネディ宇宙センター(KSC)へ輸送される予定です。
今回は、船外実験プラットフォームと、衛星間通信システム(Inter-orbit Communication System: ICS)の曝露系サブシステム(ICS Exposed Facility subsystem: ICS-EF)、船外実験装置である宇宙環境計測ミッション装置(Space Environment Data Acquisition equipment - Attached Payload: SEDA-AP)、全天X線監視装置(Monitor of All-sky X-ray Image: MAXI)、超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(Superconducting Submilimeter-Wave Limb-Emission Sounder: SMILES)との組合せ試験を行いました。
これらの搭載装置について、インタフェースの確認や複数の装置の同時運用、搭載装置の地上運用設備からのコマンド送信などを行い、実際に各装置が船外実験プラットフォームに搭載された時に問題なく機能することを確認する試験や、米国輸送後にKSCで実施する作業の事前検証などが行われました。
また、本試験期間中には搭載装置(ICS-EF、SEDA-AP、MAXI)を船外パレットに取り付け、実際に打ち上げられる形態での重量計測やヒータ系統の機能確認等も実施し、インタフェースに問題が無いことを確認しました。
ICS-EF、SEDA-AP、MAXIは、2J/Aミッションで船外パレットに搭載されて打ち上げられ、船外実験プラットフォームに取り付けられる予定です。
12月14日、TKSCにて、船外実験プラットフォーム、船外パレット、および搭載装置(ICS、SEDA-AP、MAXI)のプレス公開が行われました。
米国輸送前の最後の取材機会となった今回のプレス公開では、船外実験プラットフォーム、船外パレットと各搭載装置に関する概要説明や、宇宙ステーション試験棟クリーンルーム内での写真撮影が行われ、多くの記者の方が集まりました。
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