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2J/A(STS-127)ミッションでは、国際宇宙ステーション(ISS)の新たな構成要素として、「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームが打ち上げられます。船外実験プラットフォームを軌道上の「きぼう」船内実験室に取り付けることにより、「きぼう」の組立が完了します。
「きぼう」船外実験プラットフォームは、幅5.0m、長さ5.2m、高さ3.8m、質量4.1tの箱型で、ISSの大きな特徴である、広い視野、高真空、微小重力などの宇宙曝露環境を利用して、科学観測、地球観測、通信、理工学実験などを実施することができる多目的実験スペースです。
船外実験プラットフォームは、船内実験室に結合して運用されます。船外実験プラットフォームには実験装置を取り付ける場所が全部で12箇所あり、そこに船外実験装置や船外パレット、衛星間通信システム(Inter-orbit Communication System: ICS)を取り付けることができます。また、船外実験装置を交換することで、いろいろな実験を行うことができます。
船外実験プラットフォームは、飛行4日目に「きぼう」船内実験室の左舷側の船外実験プラットフォーム結合機構(Exposed Facility Berthing Mechanism: EFBM)に取り付けられ、起動されます。
飛行9日目に、船外パレットに搭載して運んできた「きぼう」の船外装置である全天X線監視装置(MAXI)、宇宙環境計測ミッション装置(SEDA-AP)、衛星間通信システム-曝露系サブシステム(ICS-EF)が、船外実験プラットフォームに設置されます。
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