このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

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国際宇宙ステーションの組立フライト 20A(STS-130)

最新情報

2010年2月16日:STS-130ミッション 飛行9日目

写真:PMA-3の移設の様子

PMA-3の移設の様子

飛行9日目、国際宇宙ステーション(ISS)では、与圧結合アダプタ3(Pressurized Mating Adapter: PMA-3)の移設、キューポラ内の整備作業などが行われました。

米国中部標準時間2月15日午後8時28分(日本時間2月16日午前11時28分)、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)により、PMA-3は「トランクウィリティー」(第3結合部)の左舷側の共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)に移設されました。

また、キューポラ内の整備作業として、内部の多層断熱材(Multi-Layered Insulation: MLI)カバーの取外しや、電力・通信インタフェースなどの接続作業が行われました。

昼食の後、STS-130クルーとISSクルーは、半日の休息をとりました。休息の後は、飛行9日目の最後に、クルー全員で第3回船外活動の手順を確認しました。

飛行9日目ハイライト(PMA-3の移設、クルーの休息)
飛行9日目のハイライトをご覧いただけます。
STS-130 NASAステータスレポート#16
STS-130 NASAステータスレポート#17
NASA発行のレポートの仮訳です。

飛行10日目は、米国中部標準時間2月16日午後8時09分(日本時間2月17日午前11時09分)から、本ミッション最後となる第3回船外活動が開始される予定です。第3回船外活動では、トランクウィリティー外部の整備作業や、トランクウィリティー/PMA-3間のヒータケーブルとデータケーブルの接続、キューポラ外部の整備作業などが行われる予定です。

第3回船外活動

2010年2月15日:STS-130ミッション 飛行8日目

写真:キューポラの移設の様子

キューポラの移設の様子

飛行8日目、国際宇宙ステーション(ISS)では、米国中部標準時間2月15日午前0時31分(日本時間2月15日午後3時31分)、キューポラが「トランクウィリティー」(第3結合部)の地球側の共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)に移設されました。

なお、飛行7日目に、ISS船内ではキューポラの移設に備えて、キューポラが取り付けられていたトランクウィリティーの左舷側CBMにカバーを取り付ける作業を行いましたが、構造的にキューポラと干渉するため、カバーの取付けができませんでした。干渉の原因はキューポラのハンドレールで使われていたボルトの突起部分と判明したため、このボルトを外すことで問題は解決し、カバーの取付けが行われました。

移設に備え、キューポラ内部の減圧が行われた後、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)により、キューポラはトランクウィリティーの左舷側CBMから取り外され、トランクウィリティーの地球側に移動されました。その後、トランクウィリティーとの結合部であるCBMのボルトが固定され、キューポラの移設が完了しました。

飛行8日目ハイライト(キューポラの移設、広報イベント)
飛行8日目のハイライトをご覧いただけます。
STS-130 NASAステータスレポート#14
STS-130 NASAステータスレポート#15
NASA発行のレポートの仮訳です。

飛行9日目は、与圧結合アダプタ3(Pressurized Mating Adapter: PMA-3)の移設、キューポラ内の整備作業、第3回船外活動に向けた準備などを行うほか、STS-130クルーとISSクルーは、半日の休息をとる予定です。

第3回船外活動

2010年2月14日:STS-130ミッション 飛行7日目

写真:第2回船外活動の様子

第2回船外活動の様子

飛行7日目、国際宇宙ステーション(ISS)では、米国中部標準時間2月13日午後8時20分(日本時間2月14日午前11時20分)から5時間54分にわたり、第2回船外活動が行われました。

第2回船外活動では、ISSの外部能動熱制御システム(External Thermal Control System: ETCS)の液体アンモニアをトランクウィリティーに循環させるために、トランクウィリティーと「デスティニー」(米国実験棟)間にアンモニア冷却配管を接続して配管を開放する作業や、断熱カバーの取付け、キューポラの移設準備など、トランクウィリティー外部の整備作業が行われました。なお、トランクウィリティーはETCSに接続された後、地上から起動されました。

一方、船内でも、トランクウィリティーの整備作業が引き続き行われました。なお、キューポラの移設に備えて、現在キューポラが取り付けられているトランクウィリティー左舷の共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)にカバーを取り付ける作業を行いましたが、構造的にキューポラと干渉するため、カバーを取り付けることができませんでした。このカバーは、キューポラを取り外した後、CBMを温度変化やデブリから保護するこのためのものです。このため、キューポラの移設準備として飛行7日目に予定されていたキューポラの減圧、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)での把持作業は見送られています。現在、対処方法が検討されています。

また、本ミッションで実施した水再生システム(Water Recovery System: WRS)のメンテナンスの成功を受けて、トランクウィリティーへラックを移設する作業を実施するために、ミッション期間の1日延長が決まりました。WRSのほか、ISSトイレ(Waste and Hygiene Compartment: WHC)と酸素生成システム(Oxygen Generation System: OGS)ラックが「デスティニー」(米国実験棟)から移設されます。

飛行7日目ハイライト(第2回船外活動、トランクウィリティーの整備)
飛行7日目のハイライトをご覧いただけます。
STS-130 NASAステータスレポート#12
STS-130 NASAステータスレポート#13
NASA発行のレポートの仮訳です。
第2回船外活動

2010年2月13日:STS-130ミッション 飛行6日目

写真:第2回船外活動に向けた準備を行うロバート・ベンケン宇宙飛行士

第2回船外活動に向けた準備を行うロバート・ベンケン宇宙飛行士

飛行6日目、国際宇宙ステーション(ISS)では、「トランクウィリティー」(第3結合部)への入室準備が行われた後、米国中部標準時間2月12日午後8時17分(日本時間2月13日午前11時17分)にトランクウィリティーのハッチが開けられ、クルーが入室しました。

その後、トランクウィリティー内の整備作業が開始され、改良型エクササイズ装置(Advanced Resistive Exercise Device: ARED)の一部の機器を「ユニティ」(第1結合部)から移設する準備や、空気浄化システムラックを「きぼう」日本実験棟船内実験室から移設する作業が行われました。

また、2月12日午後10時32分(同2月13日午後1時32分)にキューポラのハッチが開けられ、キューポラをトランクウィリティーの地球側の結合機構に移設するための準備作業が行われました。

飛行7日目の第2回船外活動に向けた準備として、宇宙服の整備作業が行われました。飛行6日目の最後には、クルー全員で第2回船外活動の手順を確認する予定です。

飛行6日目ハイライト(トランクウィリティーへの入室と整備、広報イベント)
飛行6日目のハイライトをご覧いただけます。
STS-130 NASAステータスレポート#10
STS-130 NASAステータスレポート#11
NASA発行のレポートの仮訳です。
第2回船外活動

第2回船外活動は、2月13日午後8時09分(同2月14日午前11時09分)から開始され、トランクウィリティー外部の整備作業や、キューポラの移設準備が行われる予定です。

なお、飛行4日目にメンテナンスが行われた水再生システム(Water Recovery System: WRS)の尿処理装置(Urine Processor Assembly: UPA)は、飛行5日目に稼動され、正常に動作しました。地上でも動作状況が評価されています。

2010年2月12日:STS-130ミッション 飛行5日目

写真:第1回船外活動の様子

第1回船外活動の様子

飛行5日目、国際宇宙ステーション(ISS)では、米国中部標準時間2月11日午後8時17分(日本時間2月12日午前11時17分)から6時間32分にわたり、第1回船外活動が行われました。

第1回船外活動では、「トランクウィリティー」(第3結合部)設置の準備作業、「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)の軌道上交換ユニット仮置き場(ORU Temporary Platform: OTP)の取外しと保管、トランクウィリティーの「ユニティ」(第1結合部)への移送と取付け、取付け後のトランクウィリティーへのヒータケーブルとアビオニクスケーブルの接続などが行われ、予定されていた作業は全て完了しました。

(トランクウィリティーのユニティへの移送は、船内のクルーのISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)操作により行われました。)

また、作業が早く進んだため、第2回船外活動で予定されていたトランクウィリティーの地球側の共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)のセンターラインカメラのカバー開放作業が、前倒しで行われました。

トランクウィリティーへ接続されたヒータケーブルとアビオニクスケーブルは、正常に動作することが確認されました。

飛行5日目ハイライト(第1回船外活動、トランクウィリティーの設置)
飛行5日目のハイライトをご覧いただけます。
STS-130 NASAステータスレポート#08
STS-130 NASAステータスレポート#09
NASA発行のレポートの仮訳です。
第1回船外活動

飛行6日目は、トランクウィリティーへの入室準備、キューポラの移設準備、トランクウィリティーへのラック類の移設、第2回船外活動に向けた準備などを行う予定です。

2010年2月11日:STS-130ミッション 飛行4日目

写真:DAの設置作業を行うジェフリー・ウィリアムズ宇宙飛行士

DAの設置作業を行うジェフリー・ウィリアムズ宇宙飛行士

飛行4日目、国際宇宙ステーション(ISS)では、水再生システム(Water Recovery System: WRS)のメンテナンス作業や、第1回船外活動に向けた準備、スペースシャトル「エンデバー号」に搭載した物資のISSへの移送作業、米国の広報イベントなどが行われました。

WRSのメンテナンスでは、尿処理装置(Urine Processor Assembly: UPA)の蒸留装置(Distillation Assembly: DA)とDAへの尿の流量を制御するポンプ機器の設置作業などが行われました。

また、第1回船外活動に向けた準備では、ツールや宇宙服の整備作業などが行われました。飛行4日目の作業を終える前に、クルー全員で第1回船外活動の手順を確認する予定です。

飛行4日目ハイライト(水再生システムのメンテナンス、物資移送、米国広報イベント)
飛行4日目のハイライトをご覧いただけます。
STS-130 NASAステータスレポート#06
STS-130 NASAステータスレポート#07
NASA発行のレポートの仮訳です。
第1回船外活動

飛行5日目は、米国中部標準時間2月11日午後8時09分(日本時間2月12日午前11時09分)から第1回船外活動が開始される予定です。第1回船外活動では、「トランクウィリティー」(第3結合部)を設置するための準備作業などが行われます。船外活動中にトランクウィリティーの設置準備が整うと、船内のクルーが操作するISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)により、トランクウィリティーが「ユニティ」(第1結合部)に取り付けられます。

トランクウィリティー

なお、エンデバー号の打上げ後の機体の状態について地上で解析が続けられていますが、必要があれば飛行6日目に実施するとされていたセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用したスペースシャトルの機体の詳細点検は、必要ないと判断されました。

(写真は全てNASA提供)
 
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