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国際宇宙ステーション

STS-130 NASAステータスレポート#07

最終更新日:2010年2月12日
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2010年2月11日(木) 午前7時00分(米国中部標準時間)
2010年2月11日(木) 午後10時00分(日本時間)

スペースシャトル「エンデバー号」と国際宇宙ステーション(ISS)のクルーは、船外活動の準備と、待望の水再生システム(Water Recovery System: WRS)の修理、さらにエンデバー号とISSの間での機器や補給品の移送を行いました。

エンデバー号のクルーである、コマンダーのジョージ・ザムカ、パイロットのテリー・バーツ、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のキャスリン・ハイヤ、スティーブン・ロビンソン、ニコラス・パトリック、ロバート・ベンケンは、午後に少し休憩を取り、また、エンデバー号の耐熱シールドの詳細点検をさらに行う必要はないだろうという、うれしいニュースを受け取りました。

午前中にはISSのコマンダーであるジェフリー・ウィリアムズが、WRSの修理済みの蒸留装置(Distillation Assembly: DA)の取り付けと、WRSの流体制御ポンプ機器の交換を行いました。WRSは尿を処理してISSクルーの飲用水にします。ザムカとハイヤ、ロビンソンは、機器と補給品の移送を行いました。

パトリックとベンケンは、米国中部標準時間2月11日午前7時(日本時間2月11日午後10時)の少し前に、本日行われる第1回船外活動の準備として、ISSの「クエスト」(エアロック)で一晩を過ごすキャンプアウトを開始しました。ふたりは、減圧症を防止するため、10.2 psi(約0.7気圧)まで気圧を下げたエアロック内で睡眠をとっています。本ミッションのエンデバー号のISSドッキング運用中、船外活動は3回予定されています。

先日行ったベンケンの宇宙服の点検で、ワイヤレスビデオシステムとグローブのヒータに電力を供給する電力ハーネスに問題が見つかりました。ザムカとISSのフライトエンジニアの野口聡一は、宇宙服の胴の上の部分を替えて、問題を解決しました。

クルーは1日の最後に、2月11日午前3時10分(同2月11日午後6時10分)から1時間、船外活動手順の確認を行いました。ウィリアムズとフライトエンジニアの野口とティモシー・クリーマーも参加しました。

船外活動は、2月11日午後8時09分(同2月12日午前11時09分)に開始し、6時間30分の予定で、「トランクウィリティー」(第3結合部)をエンデバー号のペイロードベイ(貨物室)から取り出す準備をする予定です。バーツとハイヤがISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を操作しISSの「ユニティ」(第1結合部)にトランクウィリティーを設置した後、パトリックとベンケンはトランクウィリティーのISSの機器への接続を開始する予定です。また、ふたりは、ISS左舷の「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)から軌道上交換ユニット仮置き場(ORU Temporary Platform: OTP)を取り外す予定です。

2月10日午後10時(同2月11日午後1時)少し前から1時間の昼食休憩を取った後、6人のエンデバー号のクルーとウィリアムズ、クリーマーは、カリフォルニア州サクラメントのKXTV-TV、アラバマ州モビールのWKRG-TV、ミズーリ州セントルイスのKMOX Radioの記者らと話しました。ロビンソンはサクラメント、ハイヤはモビール、ベンケンはセントルイスの出身です。このインタビューの後、クルーたちは午後の時間をほとんど自由時間として過ごしました。

次回のSTS-130ステータスレポートは、2月11日午後3時14分(同2月12日午前6時14分)のクルーのウェイクアップコールの後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-130 MCC Status Report #07(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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