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2010年2月11日(木) 午後6時00分(米国中部標準時間)
2010年2月12日(金) 午前9時00分(日本時間)
STS-130ミッションのハイライトとなる作業が、わずか数時間後に行われます。スペースシャトル「エンデバー号」と国際宇宙ステーション(ISS)のクルーは、本日夕方の船外活動で、米国の最後の構成要素をISSに設置する準備をしています。
エンデバー号に搭乗している宇宙飛行士らへのウェイクアップコールは、米国中部標準時間2月11日午後3時14分(日本時間2月12日午前6時14分)にミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のキャスリン・ハイヤのためにかけられた、U2の“Beautiful Day”でした。ハイヤは、本日夜にMSのロバート・ベンケンとニコラス・パトリックの船外活動中に、パイロットのテリー・バーツとともに、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を操作して、「トランクウィリティー」(第3結合部)の設置作業を行う予定です。
6時間30分の船外活動は、2月11日午後8時(同2月12日午前11時)過ぎに開始予定です。ベンケンとパトリックは、トランクウィリティーがSSRMSでペイロードベイ(貨物室)から持ち上げられるための準備を行い、トランクウィリティーの設置後には、ISSの電力系統との接続を開始する予定です。
ベンケンとパトリックはまた、軌道上交換ユニット仮置き場(ORU Temporary Platform: OTP)を、「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)からISSの左舷側に移動する予定です。
コマンダーのジェフリー・ウィリアムズが昨日、新しい蒸留装置(Distillation Assembly: DA)と流体制御ポンプ機器を取り付けたのを受けて、ISSのフライトコントロールチームはISSの水再生システム(Water Recovery System: WRS)の稼働状況をモニターしています。
WRSは、尿を処理して飲用水にする装置で、トランクウィリティーに移設する前に、処理工程を完了させ、地上に持ち帰って試験するための水サンプルを生成できる見込みです。
次回のSTS-130ステータスレポートは、クルーの就寝後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-130 MCC Status Report #08(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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